- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府岸和田市
- 広報紙名 : 広報きしわだ 2025年6月号
■男女共同参画週間とは
「男女共同参画社会基本法」の公布・施行日である平成11年6月23日を踏まえ、毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」として、様々な取り組みを通じ、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることをめざしています。
本市では、平成23年4月1日に「岸和田市男女共同参画推進条例」が施行され、現在は「第4期きしわだ男女共同参画推進プラン」のもと、男女共同参画社会実現のために、様々な取り組みを進めています。
■男女共同参画社会とは
「男女共同参画社会」とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」とされています(男女共同参画社会基本法第2条)。
「男性だから」「女性だから」といった、性別による固定的な役割分担意識を解消することで一人ひとりの選択肢の幅が広がり、持てる能力を十分に発揮することができます。それは、自分の意思で社会に参画し、互いを尊重し、支え合える、誰もが暮らしやすいまちづくりにつながります。
■市民意識の変化
本市では、令和6年度に「男女共同参画に関する市民意識調査」を実施しました。「男は仕事をし、女は家事・育児をすべきである」といった性別役割分担意識に対する考え方についてみてみると、「反対」「どちらかといえば反対」と答えた人の割合の合計は65.4%でした。前回の令和元年度調査結果の54.7%と比べ、10.7ポイント高くなっており、市民意識の変化が感じられる結果となりました。
少子高齢化が進む現代社会では、家族のあり方や個人の価値観の多様化など、社会情勢が大きく変化しています。このような変化に対応するためにも、家庭・学校・職場・地域で、一人ひとりが、性別にかかわらず個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の実現に向けて取り組むことが必要です。
■男女共同参画週間のキャッチフレーズが決定
内閣府が「『人材の育成・ネットワークの形成』を軸とした取組を進めるためのキャッチフレーズ」を募集し、審査の結果、次の3作品が選ばれました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:人権・男女共同参画課男女共同参画担当
【電話】429-9858【FAX】441-2536