子育て 特集1 こどもたちの“あした”を育てる場~茨木市の学校教育~(1)

社会が大きく変わる中、こどもたちの学びも新しい形へーー
本市では、知識だけでなく思いやりや自信、未来を生き抜く非認知能力(茨木っ子力)を育むことができるような教育を進めています。
学校や家庭、そして地域もひとつになり、こどもたちの成長を支えます。

■根っこから学ぶ力を育てる
めざすのは、地面にしっかりと立つ、強くたくましい木のような、こどもたちの姿です。テストの点数や知識といった目に見える成果(認知能力)だけを求めるのではなく、土台となる元気力を大切にし、強い根(非認知能力)でしっかりと支えるからこそ太い幹(思考系能力)が育ち、結果として豊かな葉(確かな学力)がつくと考えています。

●認知能力
ペーパーテストで測ることができる教科の学力

●思考系能力
認知能力と非認知能力をつなぐ思考力、判断力、表現力を総合した能力

●非認知能力
ゆめ力・自分力・つながり力・学び力(※)といった未来を生き抜く力(茨木っ子力)
(※)
ゆめ力…未来に向かって努力できる力
自分力…自分と向き合い、自身を高める力
つながり力…他者を思いやり、つながる力
学び力…興味関心を広げ、意欲的に学ぶ力

●元気力
体力・食育・運動習慣・健康の4つの要素で構成される健康・体力を保持増進できる力

未来を自分らしく生き抜く非認知能力を育む「一人も見捨てへん教育」を理念に掲げた新たな教育プラン、「茨木っ子プランミつくる」を策定し、多様な学びと支援を推進しています。

■こどもたちの未来を支える「新しい学び」のかたち
●進むICT教育
1人1台の電子端末、電子黒板の導入も進み、各生徒・児童の考えや視覚的な情報を瞬時に共有できるようになりました。また、動画撮影でダンスなど自身の動きを確認したり、オーディオ機能を活用して英語のスピーチを練習したり、個々の進度や目的に合わせた多様な学習が期待できます。

●授業KAIZENプロジェクト
今年度、市内の小・中学校のうち11校が参加する授業改善チームが設置されました。
他校教員への授業公開やどのような授業を行うかの計画を共有するなど、定期的に報告会や協議の場を設け、こどもたちが学びたくなる授業の実践に取り組んでいます。

▽Interview 天王小学校教員 菅野
「言語能力をはぐくむ」をテーマに実践を重ね、授業改善へつなげています。
授業の公開や情報交換の場が刺激となり、校種や教科を越えたつながりも生まれています。

●まなびサポーター
まなびサポーターは、学びや生活の中でのつまずきや不安を感じるこどもに寄り添い、きめ細やかな支援を行っており、市内には101人のサポーターがいます。

●学校図書館で活躍するメディアサポーター
各校に1人配置され、学校図書館の蔵書管理や運営をはじめこどもたちが本に親しみ、学びを広げる環境づくりに力を発揮しています。