イベント 岡山で楽しむアート旅

この夏と秋、岡山は、3年に1度開催される、「瀬戸内国際芸術祭2025」や「美作三湯芸術温度2025」、「岡山芸術交流2025」、また、昨秋大盛況だった「森の芸術祭晴れの国・岡山」のレガシーなど、県内各地で彩り豊かなアート作品にあふれます。
7月19日から10月31日までは、「アート」と「食」をメインテーマとして「おかやまハレいろキャンペーン2025」を開催し、こうしたアートやグルメを堪能できる特別企画を多数展開しています。ぜひ県内各地へ足を運んでいただき、岡山の多彩な魅力を満喫してください。
岡山県知事 伊原木 隆太

■アート×旅
●[うみアート]瀬戸内海の島々を彩るアート
瀬戸内国際芸術祭2025
瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」の夏会期は8月1日~31日、秋会期は10月3日~11月9日。
宇野港エリアでは、作品を巡る無料シャトルバスが、会期中、毎日運行(約60分間隔)されるので、とっても便利!
犬島エリアでは、近代化産業遺産の遺構を活用した犬島精錬所美術館をはじめ、犬島「家プロジェクト」の国内外のアーティスト作品を、日常を離れた特別なひとときとともに楽しむことができます。

●[おんせんアート]温泉巡りと芸術を一緒に満喫
美作三湯芸術温度 2025
美作三湯(湯原、奥津、湯郷温泉)の旅館など27か所に、県内外31名のアーティストが、地域の魅力を引き立てるアート作品の展示を行う、3年に1度の回遊型アートイベント「美作三湯芸術温度2025」を開催します。
多彩なジャンルの作品を鑑賞しながら温泉巡りを楽しめるうえ、作品鑑賞はすべて無料です。「温泉にアートがある」という、ここでしかできない体験を、この秋にぜひお楽しみください。
日時:8月29日(金)~12月7日(日)
場所:美作三湯の旅館など27か所
料金:作品鑑賞は無料

●[まちアート]岡山市中心部で出会う現代アート
岡山芸術交流 2025
岡山市中心部の岡山城・岡山後楽園周辺エリアで、街歩きを楽しみながら最先端の現代アートなどに出会える3年に1度の国際現代美術展「岡山芸術交流2025」を開催します。
アーティスティック・ディレクターはアーティストのフィリップ・パレーノ!!タイトルは村上春樹の小説『1Q84』に登場する謎めいたキャラクター「青豆」に触発された「青豆の公園」です。
日時:9/26(金)~11/24(月・振休)
場所:岡山城・岡山後楽園周辺(徒歩圏内の屋内外複数会場)
料金:今回に限り無料

●[もりアート]県北部の街並みや自然と融和
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」レガシー
昨秋、大盛況のうちに閉幕した「森の芸術祭晴れの国・岡山」の一部作品がレガシーとして恒久設置。
見逃してしまった方も、もう一度あの作品に会いたい!という方も、県北部の自然や文化、グルメと一緒に、ぜひお楽しみください。

▽津山市
津山まなびの鉄道館
キムスージャ《息づかい》2024
森の芸術祭 岡山
撮影:浅野豪
※2025年11月24日まで延長展示

▽真庭市
勝山町並み保存地区ほか
妹島和世《あしあと》2024
森の芸術祭 岡山
撮影:浅野豪

▽新見市
まなびの森 新見図書館
マイケル・リン
《スタンダードカラー2024》2024 
森の芸術祭 岡山
撮影:浅野豪

※詳細は本紙をご覧ください。