子育て 《クローズアップ!!》周南公立大学(1)

周南公立大学では、現在約1,700人の学生が在籍し、大学での学びを通じて、地域のさまざまな場所で活躍しています。今回はその一部を紹介します。

■周南公立大学は地域の人材を育成します!
▽地域枠の設定
11月1日に募集を開始する学校推薦型選抜に地域枠を設けています。
対象:
・周南圏域(周南市・下松市・光市)に在住する人
・周南圏域の高校を卒業見込みの人

▽市内者の入学金を減額
入学金:
・市外者…28万2,000円
・市内者…14万1,000円
本人・1親等の親族・配偶者のいずれかが、入学の1年以上前から市内に在住する場合、入学金が半額となります。

▽大学独自の奨学金制度
給付金額:年間24万円・12万円・6万円(支援区分による)
日本学生支援機構の給付奨学金受給者で、周南圏域に実家または卒業した高校がある学生に対して奨学金を給付する制度を設けています。

▽その他の支援制度
国の修学支援新制度では、修学の意欲がある人に対し、扶養者の所得に応じて授業料が減免されるほか、扶養者が扶養する子が3人以上の多子世帯に該当する場合は、所得の制限なく、授業料が無償化となる仕組みがあります。
また市では、人物・学業ともに優秀でありながらも経済的理由により修学が難しい学生に対し、無利息で貸し付けまたは給付する奨学金制度を設けています。

▽学生を支援しませんか
周南公立大学基金
詳しくは本紙掲載の二次元コード参照

■地域貢献度No.1(※)の大学の活動
※日経グローカル大学地域貢献度ランキング2,000人未満の部において、令和3年度・令和5年度で1位となりました。

▽学生がこども食堂を支援
学生団体が運営する笑(さ)く咲(さ)くプレイスでは、食事提供、こどもとの交流や居場所づくりを実施しています。みんなの久米ハウスでは、学生有志が学習支援や遊びを通じて地域福祉に貢献しています。学生たちはこども食堂がいらない未来をめざし、主体的に活動を広げています。

▽中学校部活動の地域移行を支援
大学では、中学校部活動の地域移行を支援するため、大学生指導員の養成や地域クラブ体験イベントの開催、吹奏楽団の設立などに取り組んでいます。地域と連携し、生徒が安心して部活動を継続できる環境づくりをめざし、積極的に活動しています。

▽学生消防団員辞令交付式
消防団員の高齢化や団員希望者が減少する中、地域防災力の向上を目的に、大学・徳山工業高等専門学校・市の三者連携のもと、学生消防団の入団が実現しました。大学生16人、高専生8人の総勢24人が辞令の交付を受けました。

問合せ:
公立大学連携課【電話】0834-22-8834
周南公立大学経営企画課【電話】0834-28-6880