くらし 人権とぴっくす

■川島地区人権教育推進協議会～川島小学校における人権教育の取り組み～
本校では「人権尊重の意識を高め、同和問題をはじめ、様々な人権問題を解決する意欲と実践力を持った子どもを育てる。」の研究主題のもとで、全教職員で共通理解を図りながら人権教育を進めています。昨今のさまざまな人権課題に対して主体的に関わり、課題解決に向かう児童を育てるため、昨年度は吉野川市小学校人権教育研究大会の会場校として人権教育に取り組んできました。人権教育を実践する中で、徳島県人権教育指導員の先生方をお招きし、各学年で真の人権教育に迫る授業の展開や考えを教えていただきました。また大会当日には教職員と保護者・人推協のみなさんを対象に、徳島県人権教育指導員の上田託也さんに「スマホや携帯・タブレットなどでインターネットを使わせても大丈夫?」の演題のもと、人権教育講演会を行いました。講演では、具体的な事例などから身近に潜むネット上のトラブルや危険性・モラルについてネット上に散見するさまざまな差別意識に気づく目を養うことができました。
また、川島校区では「ポジティブな行動支援」(スクールワイドPBS)に取り組んでいます。本校でも子どもたちの自尊感情や自己肯定感の低下が問題となっているため、日常から子どもたちに対して一人一人のよさを見つけて賞賛する「ほめて育てる」教育に重点を置いています。昨年度は子どもたちの現状からマトリクス表を作り、各学年での取り組みの成果を記録し、エビデンスに基づいた課題に対して共通理解しながら、望ましい行動を増やす取り組みを行ってきました。「チャイム着席」の取り組みは、全ての学年において浸透したよい実践となりました。

問い合わせ：人権課
【電話】22-2229【FAX】22-2247