- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県石井町
- 広報紙名 : 広報いしい 第281号(2025年11月)
■今年のテーマは、『新たなスタート』
今年は町制施行70年の節目の年。
昭和30年3月に、旧石井町、浦庄村、高原村、藍畑村、高川原村の5か町村が合併。早くも70年が経過しました。
先輩方が育んできた石井町
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100周年を目指し
持続可能な町として新たなスタート

2020年から2050年(推計)の人口推移は、グラフのとおり国も石井町も減少が予測され、特に、石井町では0~14歳の人口は4割を超える減少率で少子化が進む見込み。
本格的な少子化・人口減少時代に突入
今後の人口動態、世代人口を見据えながら計画的な行政運営が必要不可欠
100年続く石井町を目指し持続可能な町へ
【基本目標1】子どもを産み育てやすい環境と移住・定住の促進
~子育てに希望が持てる町いしい~
◆子育て支援
▽妊婦のための支援給付事業
すべての妊婦と子育て世帯が対象…合計10万円
経済的支援(妊娠届後5万円、出産後5万円)+伴走型支援(保健師・助産師による面談でサポート)
▽不妊治療費助成事業 新
1回あたり 上限10万円
※助成要件あり
(40歳未満)1子ごとに6回/(40~43歳未満)1子ごとに3回
▽不育症検査費用助成事業 新
年度内1回のみ 上限2万5千円
▽出産祝いギフト 新
出生した子・親ともに町民の方を対象にいしいコインで給付(令和7年10月1日~)
▽子ども家庭センターの創設 新
妊娠期からの切れ目ない一貫した支援体制を構築
▽ひとり親家庭等医療費助成の拡充
令和7年10月1日から父・母の通院医療費も対象
※所得要件あり
▽0歳~2歳児の保育料無償化の実現
令和7年9月より開始(世帯年収約640万円未満の家庭が対象)
▽ラーケーションの導入 新
親子が共に過ごす時間を確保(令和7年度は2日取得可)
*ラーケーションとは
・平日の校外自主学習を欠席扱いとしないもの
▽石井地区の待機児童解消へ
新学童保育施設の設計業務に着手
令和7年度 設計及び埋蔵文化財発掘調査
令和8年度 建築工事に着手
令和9年4月 開所予定
▽石井町の子どもたちにとって不公平な「学区制」ついに完全撤廃
石井町の長年の懸案事項であった高校の学区制問題…解決
鳴門市・板野町とともに石井町が各県市町議会議員、保護者の方々等の強力な後押しを力に徳島県教育委員会に対し粘り強く要望を実施。ついに解決へ。
学区制撤廃へのあゆみ
・令和5年9月4日
徳島県知事・県議会議長・県教育長に対し、議会とともに鳴門市・板野町・石井町による合同要望
・令和6年3月24日
鳴門市・板野町・石井町の首長による合同要望「学区制について考えるシンポジウム」(鳴門市教育委員会主催)に出席
・令和6年8月16日
徳島県教育長に対し、鳴門市・板野町・石井町による合同要望
徳島県総合教育会議にて学区制撤廃を強く訴え
学区制の撤廃は移住定住の確保にもつながるものと期待 増
住みたい町、住み続けたい町へ
【基本目標2】暮らしやすい生活環境の形成
~ストレスなく暮らせる町いしい~
◆保健・医療・福祉の充実
▽がん検診(胃がん内視鏡検査除く)の無料化
県内唯一
▽特定健診の自己負担金(1,000円)の無料化継続(H30年度~)
その他、骨粗鬆症健診、歯周疾患健診等をはじめとする予防事業を充実
▽帯状疱疹ワクチン定期接種開始
65歳の方が対象(経過措置あり)
◆高齢者福祉
▽補聴器購入費補助金を創設 新
上限2万円
※補助要件あり
▽バス・タクシー共通助成券 総額1万円
(顔認証によるデジタルチケット化実証事業 開始)
▽後期高齢者健康診査
無料
※受診券が必要
◆DXの推進
▽書かない窓口の実装 新
手続きの効率化
▽住民票等のコンビニ交付スタート 新
全国のマルチコピー機のあるコンビニで利用可能
▽AIチャットボット始動 新
お問い合わせに24時間365日対応
◆インフラ整備
▽老朽化した前山公園内のトイレを改築
国費活用
▽中央公民館長寿命化リニューアル
自習に活用できる多目的スペースを新たに確保
◆防災・減災
▽消防団詰所石井3部新築移転
財源措置のある町債を活用し地域防災力の向上へ
▽多機能型防災倉庫設置
各小中学校へ防災倉庫を整備
有事はトイレとしても活用可能
▽小中学校体育館空調整備へ向け設計に着手 新
中学校:7年度設計 8年度工事(予定)
小学校:8年度設計 9年度工事(予定)
子どもの環境改善and避難所QOL向上につとめる
ストレスなく暮らせる町へ
