イベント 注目ビト
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県
- 広報紙名 : 愛媛県民だより 愛顔のえひめ 令和7年10月号
「art venture ehime fes(アートベンチャーエヒメフェス)2025」を一緒に盛り上げましょう!
■注目ビト
「art venture ehime fes 2025」参加アーティスト
落合陽一 × 笹村白石建築設計事務所
笹村 佳央(ささむら よしひろ)さん
一級建築士の笹村さん(本紙左)は令和5年に、一級建築士の白石洋子さん(本紙右)とともに「XSA笹村白石建築設計事務所」を松山市内で設立。東京、神奈川、神戸、長野で住宅・店舗・インスタレーションなどのプロジェクトを進行しています。
NOIZ(※)在籍時には、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」で、プロデューサー落合陽一さん(本紙中央)とコラボレート。「art venture ehime fes 2025」でも3人のコラボレーションが実現し、注目を集めています。
※東京と台北に拠点を置く建築設計事務所
撮影場所/大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」前
◇アートフェスをきっかけに新しい発見を見つけてください
「art venture ehime fes 2025(以下、アートフェス)」のアーティスト公募に応募したきっかけは、今回の取り組みが令和10年に開催される国民文化祭にもつながるのではないかと感じたから。また展示予定地の県総合運動公園には古墳群(古代の森)があり、古墳で鏡面の作品をつくりたいという思いもありました。
アートフェスでは、1,500年の時を越え、古代の森に現れる鏡が空や木々、人々を映し、それらを波紋のように揺らめかせる作品を落合さんと一緒にプロデュースします。子どもたちは”水の上を歩く”ような体験をしたいと考えることがあると思いますが、大人になった僕たちが”次世代の子どもたちの原体験として、夢を叶えてみたい”という思いで設計しました。多くの人に訪れていただき、アートに興味を抱いてもらえたらうれしいです。アートと聞けば、瀬戸内国際芸術祭のイメージが強いかもしれませんが、愛媛も負けないものを持っています。しかしその魅力が知られていないことが多い。アートフェスをきっかけに、新たな発見につながるといいなと感じています。そのためにも、僕たちアーティストがお力になれることがあれば、気軽に声をかけてください。まずは、アートフェスを一緒に盛り上げていきましょう!