くらし まちの話題

■旭日単光章受章(高齢者叙勲) おめでとうございます
元 吾川村議会議員 大石 敏明 氏(宗津)
令和7年3月1日付
大石さんは、昭和54年5月から昭和62年4月までと平成3年5月から平成7年4月までの間、旧吾川村議員として3期にわたり在職し、議長、議会運営委員会委員長や産経教育民生常任委員会副委員長など、各種要職を歴任し、議会の中心的な立場で活発かつ円滑な議会運営に努められました。豊富な経験と卓越した識見、指導力を発揮し、高邁(こうまい)な政治信念をもって、旧吾川村の行政基盤の確立に尽力するとともに、農村の雇用確保に貢献されました。
また、人権擁護委員として平成8年から平成18年までの長きにわたり、地域の人権啓発活動へ多大な貢献をされました。その他、戦没者遺族相談員として、平成21年から令和3年まで務め、戦没者遺族の福祉の増進を図ることに寄与した功績により、「旭日単光章」を受章されました。

■玉岡かおるさんが仁淀川町観光特使に
令和7年4月1日付で、作家の玉岡かおるさんが仁淀川町観光特使に任命されました。
兵庫県出身の玉岡さんは、1987年『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で神戸文学賞を受賞し作家デビューしました。主な著書に『お家さん』『銀のみち一条』『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々』などがあります。
2024年4月に発表した『さまよえる神剣』は、安徳帝とともに壇ノ浦に消えた三種の神器の剣をめぐる壮大な歴史長編ロマンで、舞台の一つに仁淀川町が描かれています。これを執筆する際には平家伝説の取材に椿山地区や別枝地区を訪れました。4月13日には日本経済新聞に仁淀川町を訪れた際のエッセイが掲載されるなど仁淀川町のPRに尽力いただいています。

■ご長寿おめでとうございます
小嶋政子(おじままさこ)さん(岩丸)が100歳に
5/9 5月12日に満100歳のお誕生日を迎えられる小嶋政子さんを古味実町長が訪問しました。
この日は、二人の娘さんと一緒にお祝いをしました。政子さんは町長と力強い握手を交わされ、「いつまでもお元気で」と声をかけられると、「ありがとうございます」とはっきりとした受け答えをされていました。町長の帰り際には手を振って、何度もお礼を言い、見送ってくださいました。
これからもお元気でいてください。

■別府小学校児童が宇宙アサガオサミットで発表しました
5/18 別府小学校の岡林奏汰(おかばやしそうた)さん(6年)、西森央翔(にしもりひろと)さん(5年)、岡林楓(おかばやしかえで)さん(4年)が大阪・関西万博会場で開催された宇宙アサガオサミットに参加しました。3人は令和3年に「宇宙アサガオの種をつなぐリレー」※を行った長者小学校出身。サミットでは、アサガオ栽培を行った全国各地の小中学生たちの前で、令和3年のアサガオ栽培の取り組みのほか、清流仁淀川、秋葉まつり、長者大銀杏など仁淀川町の豊かな自然や特色ある文化を発表しました。
※宇宙アサガオの種をつなぐリレーは、平成22年に山崎直子宇宙飛行士と共に宇宙を旅したアサガオの子孫にあたる種を全国各地の小中学校で植え、種を採取し、次の小学校へリレーしていく取り組みで、現在、8校がリレーをつないでいます。

○岡林奏汰さん
長者小でのアサガオの取り組みを頑張って発表しました。当日は100%の力を出し切れなかったけれど、とてもいい経験ができました。アサガオの種が全国につながってほしいと思いました。

○西森央翔さん
今までにないくらい緊張したけれど、万博で発表できてよかったです。宇宙からきた種に触れ、植えることができ、貴重な体験ができました。県外の友達とも仲良くなり、別れるときは寂しいくらいでした。

○岡林楓さん
他の県の人たちと仲良くなりました。友達の名前を覚えたり、自分の名前を呼んでもらったりしてうれしかったです。山崎直子さんにも会いました。すごい人だなと思いました。

■仁淀川ブロック熱中症対策健康会議が開催されました
5/23 「土佐市複合文化施設つなーで」で仁淀川ブロック熱中症対策健康会議が開催され、仁淀川流域の6市町村(土佐市、いの町、佐川町、越知町、仁淀川町、日高村)と大塚製薬、地元企業が参加し、仁淀川町からは古味実町長、健康福祉課職員が参加しました。
会議では、熱中症における課題や啓発の推進などを確認しました。
また、昨年熱中症による救急搬送数が6市町村で116件あり、前年から61件増加したことから、今年の搬送件数を93件までに減らす目標を共有しました。
目標達成のためには、日頃の心がけが大事となります。今月の保健師だよりも参考に、暑いときは無理をせず、こまめな水分補給を心がけましょう。

■山村自然楽校しもなの郷20周年祝賀会が開催されました
5/24 山村自然楽校しもなの郷20周年祝賀会が開催され、地域住民、関係者らが出席しました。
山村自然楽校しもなの郷は、廃校となった旧下名野川小学校を活用し平成17年から地域の住民が中心となって簡易宿泊施設の運用を開始し、令和2年には「集落活動センター山村自然楽校しもなの郷」として開所しました。そして、山村ならではのこんにゃく作りやいりもち作り体験などを宿泊者に提供したり、夢の森公園キャンプ場の運営、クラフトビールのMUKAI CRAFT BREWINGと連携して、下名野川地域を盛り上げて活性化してきました。
祝賀会では、はじめに今年4月から山村自然楽校しもなの郷運営委員会の新会長となった柴崎康太郎氏が開会のあいさつをした後、中西二三前会長がこれまでの取り組みや今後の期待についてあいさつを述べました。続いて、来賓を代表して古味実町長としもなの郷立ち上げ当初から携わってきた有限会社ファクトリーの上田祐嗣社長が祝辞を述べました。
また、発足当初から立ち上げや運営に携わり、商工業の発展および社会福祉の増進に尽力した功績が認められ、中西前会長に町長から感謝状の授与が行われ、中西前会長が「しもなの郷立ち上げから携わり、いろいろ苦労もありましたが、今までやってこれたのは皆さまのおかげです」と感謝を述べました。
最後は、関係者一同で皿鉢料理を囲みながら、しもなの郷の20周年を盛大に祝いました。