くらし (本をひらけば、心がつながる)地域で育む「読み聞かせ」と「家読(うちどく)」の輪
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- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県神埼市
- 広報紙名 : 市報かんざき 令和7年12月号
本の楽しさを伝えたい──。そんな思いで活動する2つの団体を紹介します。
子どもたちへの読み聞かせや、家庭での家うち読どくなど、本に親しむ取組は、地域に根づき、世代を超えた交流を生み出しています。
本を通じて会話が生まれ、笑顔が広がり、心がつながっていく。そんな小さな輪が、少しずつ広がり、地域の大きなぬくもりとなることを目指し活動されています。
◆家読姉
家読姉代表/佐賀県親と子の読書会協議会副会長
吉井 久子(よしい ひさこ)さん
“読み語り”を始めて、34年ほどになります。千代田おはなし会『ケムケム』の活動を通じて、さまざまな場所で本を読んできました。
活動を続けるうちに「家庭の中で本に親しむ環境をつくりたい」という思いが強くなり、家族で読書の習慣を共有する「家読」の取組を始めました。
地区の集落センターに本を集めて貸し出し、来館が難しくなった方のもとへ本を届けることもあります。最初は「本なんか読まないよ」と言っていた方が、「この前の本、もう読んでしまったよ」と連絡をくれる。そんな瞬間が何よりうれしいですね。
祖父母と孫が一緒に本を読んだり、地域に伝わる昔話を語り合ったり。家読を通じて家族の会話が広がればいいなと思います。受動的なテレビの時間を、少しでも能動的な読書の時間に変えてもらえたらうれしいです。
本の世界は、誰にでも開かれています。家読や読み語りのことなど、気軽に相談してください。
◇家読姉のイベント情報
クリスマスおはなし会andお正月リースづくり
日時:12月21日(日)10時~
会場:姉集落センター
材料費:300円、木工用ボンド、ハサミをご持参ください。
参加される方は事前にお電話ください。
申し込み先:【電話】44-5439(吉井)
先着40名限定!!
お楽しみ抽選会もあるよ!
◆おはなし宝箱
おはなし宝箱代表
喜多 敬子(きた けいこ)さん
地域の小学校で読み聞かせを始めて、気づけば20年。今では学校だけでなく、地域のイベントにも活動の場を広げ、小道具や効果音を使った演出にも挑戦しています。
子どもたちの反応を見ながら掛け合いを楽しめるのが、この活動の一番の魅力。20年の活動の中でも、子どもたちが笑ったり驚いたりする姿は変わらず、いつも元気をもらっています。「今日の本、おもしろかった!」と声をかけてもらったり、図書館でその本を探している様子を見ると、本当にうれしくなります。
会のメンバーで集まって企画を考えたり、本を選んだりする時間も楽しいひとときです。
最近では神埼出身の文豪・吉田絃二郎の『絵本シリーズ』(4)と(12)で挿絵を担当するなど、活動も広がっています。
読み聞かせは、若い人からお年寄り、男性など、いろんな声があってこそ表現が豊かになります。興味がある方は、ぜひ仲間になってください。いつでも歓迎しています。
読書推進運動を20年続けたことで佐賀県から表彰されました!
問い合わせ:喜多
【電話】53-4801
