- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県荒尾市
- 広報紙名 : 広報あらお 2025年6月号
荒尾市の気になる話題をお届け!
■4/17 現代美術作家 宮本華子(みやもとはなこ)さん 「VOCA展2025」グランプリ受賞
本市を拠点とする現代美術作家・宮本華子さんが、3月に東京の上野の森美術館で開催された「VOCA展2025」でグランプリであるVOCA賞を受賞したことを市長へ報告しました。受賞作品[在る家の日常]は、家型のパネルに日常生活の映像を組みこんだ、高さ2.5m、横幅約3.8mのインスタレーション作品。宮本さんは作家活動のほか、本井手の「アーティスト・イン・レジデンスmotomoto」の運営も行っています。
■4/14・15 伝統つなぐ優雅な舞 上荒尾熊野座神社神楽奉納
上荒尾熊野座神社の春季例大祭(ごんげんさん)で、「上荒尾熊野座神社神楽(通称…上小路子ども神楽)」が五穀豊穣・家内安全を祈願して奉納されました。約170年の歴史があるこの神楽は、市の無形民俗文化財に指定されています。今年は、小学2年生から高校生までの12人が狩衣・舞衣を身にまとい、太鼓と笛の音に合わせ、全10曲12座の優雅な舞を披露。集まった人々は、真心のこもった神楽を見入っていました。
■3/21 荒尾ロータリークラブが市立図書館に本を寄贈
荒尾ロータリークラブが「子どもたちに楽しく学んでほしい」と、市立図書館に図鑑など児童向けの本を約20冊寄贈しました。ロータリークラブとは、各地で奉仕活動を行う世界的な団体です。これまで3年間にわたり寄贈いただいており、今後も継続して市立図書館に本を寄贈してくださるとのことで、同クラブの上田(うえだ)会長は、「ぜひ多くの子どもたちに手に取り、借りていってほしい」と話されていました。
■寿 100歳おめでとうございます! 村上キミ子(むらかみきみこ)さん(本村区)
3月25日に100歳を迎えました。本村出身で、子ども3人・孫が1人います。若い頃は、東京陸軍第二造幣廠本部事務所でタイピストをしていて、長崎原爆投下時には軍の調査結果を徹夜でタイプしました。趣味はインコの世話で、好きな食べ物はみかんなど柑橘系。長寿の秘訣は、いろいろ興味を持ち、よく食べること。人生で一番の思い出は、「終戦まで軍に出て仕事をしていたこと」だそうです。
■寿 100歳おめでとうございます! 吉田洋一(よしだよういち)さん(野原北区)
3月28日に100歳を迎えました。野原の出身で、子ども2人・孫3人・ひ孫が3人います。市役所企画管理課に勤め、文化センターの初代館長を務めました。定年後は娘2人と年一回旅行に行くのが楽しみでした。読書が趣味で、甘いものが好物です。長寿の秘訣は「好きなように生きること」。振り返ると「文化センター設立が一番の思い出」と仕事に情熱を注いだ人生だったようです。
■3/21 第三期中期経営計画 点検・評価報告を受けました
荒尾市立有明医療センターあり方検討会(会長・小野友道(おのともみち)熊本大学名誉教授)から、荒尾市立有明医療センター第三期中期経営計画の令和5年度の実施状況について、点検・評価報告を受けました。今後も健全な運営に努め、信頼される病院を目指します。
◇点検・評価の主な内容
・医師確保や人材の育成など、将来を見据えた効果的な投資を行いながら、人件費に見合った医業収益の確保に努め、健全な経営の推進に取り組むこと。
・急性期病院の役割を果たすとともに、周産期医療を支えるための体制を維持し、地域住民の信頼と安心に応える病院であること。
・地域住民の生命と暮らしを守る拠点病院として人材の確保に努めるとともに、働くすべてのメディカルスタッフが、適正な勤務環境の下で医療を提供できる体制の構築に努めること。