くらし まちのローカルニュース 北から南から
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- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉東町
- 広報紙名 : 広報ぎょくとう 令和7年5月号
■ウクライナについて学ぼう
◇山北小学校6年生多文化共生授業
3月5日、山北小学校で、ウクライナの文化や生活、食べ物について学ぶ多文化共生のための授業が開かれ、6年生が参加しました。ウクライナ出身で玉東町在住のALT、ブルシュクオレフさんが講師となり、ウクライナの文化や言葉、伝統衣装や食べ物について、さらに子どもの学校生活や、ロシアとの戦争と平和についても教えていただきました。
また、オレフさんのウクライナ語の言葉に合わせて、皆で手拍子やジャンプをして楽しんだり、「ウクライナで日本のどんなものが人気があるか?」や、「日本語のどんな漢字が好きか?」などの質問をしたりして、学びを深めました。子どもたちは、ウクライナでも日本のニンテンドーなどのゲームが人気があると聞いて盛り上がり、どんなゲームが特に人気か興味津々でした。
「本事業は、玉東町役場と一般社団法人GOJOplusが連携して行っています」
■スリランカを体験し、「ダール豆のカレー」を作ろう
◇玉東中学校3年生多文化共生授業
3月6日、玉東中学校で、スリランカの文化や生活、食べ物について学ぶ多文化共生のための授業が開かれ、3年生の2クラスが参加しました。
玉東町在住でレストランを経営されているスリランカ出身のルワンティさんとヘラットさん夫妻が講師となり、始めに2クラス合同で、スリランカの民族と文化や言葉、子どもの学校生活や食べ物などについて紹介いただきました。その後、伝統的な踊りを教わり、最後には先生も一緒に、皆で輪になって踊り、歓声が沸き起こっていました。
2時間目はクラス毎に、家庭科室でグループに分かれて「ダール豆のカレー」を調理しました。生徒たちは普段は見ることがないスパイスやハーブ類を手にして、香りを嗅いだり、完成したカレーを試食したりして食文化の違いを実感していました。
「本事業は、玉東町役場と一般社団法人GOJOplusが連携して行っています」
■桜咲く道を、一歩ずつ
◇町内小学校卒業式
3月24日、町内の小学校で卒業式が行われ、木葉小学校28人、山北小学校24人の卒業生が先生や在校生へお別れの挨拶で「小学校でのたくさんの思い出を胸に前へ進んでいきます」と決意の言葉を述べました。
校長先生が卒業生へ「中学校に巣立つ皆さんに幸あれ」とお祝いの言葉が贈られました。
慣れ親しんだ学び舎に別れを告げた卒業生は、多くの出席者から温かい拍手に包まれ、未来への一歩を力強く踏み出しました。
■新しい仲間と出会う日
◇町内小中学校入学式
春のやわらかな日差しに包まれるなか、4月9日玉東中学校では45人、木葉小学校では33人、山北小学校では11人の新入生が、それぞれの新たな学び舎に第一歩を踏み出しました。
玉東中入学式では、新入生代表が「先輩たちが築いてきた伝統を引き継ぎ、玉東中生としての誇りをもって頑張ります。」と、力強く決意を述べました。
■武士道の誇り、ここに集結!
◇第52回玉東町西南の役慰霊祭剣道大会
3月16日、町民体育館および玉東中学校体育館で町主催の西南の役慰霊祭剣道大会が開催され、県内の小中学生164チーム約700人が参加しました。
大会は玉東中剣道部主将の選手宣誓で開式。試合は男子5人1組、女子3人1組の団体戦が行われ、稽古で技術を磨いてきた県内の剣士たちが竹刀を交え熱戦を繰り広げました。
小学男子の部優勝:須屋剣友会
小学女子の部優勝:順道館
中学男子の部優勝:飽田中学校
中学女子の部優勝:日本道場
■企業版ふるさと納税への感謝を込めて感謝状を贈呈
大和紙料株式会社(本社…大阪府大阪市)より、企業版ふるさと納税制度を通じて寄附をいただきました。これを受け、玉東町から感謝状を贈呈いたしました。
今回の寄附では、資源物回収用倉庫をご提供いただき、町のごみの減量化および資源化の推進に大きなご支援をいただきました。贈呈式では、町民生活課長より感謝状をお渡しし、深い感謝の意を表しました。
いただいたご厚意を活かし、今後も持続可能な循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。
■地域を守る誇り、今、受け継がれて
◇玉東町消防団入退団式
3月31日、玉東町営グラウンドで令和7年消防団入退団式が行われました。式では長年の消防活動の功績者に感謝状が贈られ、新しく職に就く団員たちに辞令の交付が行われました。
※詳しくは本紙をご覧ください。