- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県相良村
- 広報紙名 : 広報さがら Vol.545 2025年12月号
■歯周病について
御手洗歯科医院学校保健委員会だより御手洗肇歯周病(歯周疾患)は、歯の周りの組織が壊されていく病気です。痛みもなく振興するので気づくのが遅れがちになります。症状が進行すると、歯が抜けてしまいます。歯周病は、決して中高年だけの病気ではなく、30歳前後から歯周病にかかることもあります。その結果、40歳を境に歯を失う人が急激に増え始めます。
▼歯周病の進み方
歯周病の始まりは歯肉炎、進行すると歯周病になります。
歯肉炎:歯と歯ぐきの境目は、健康な場合1~2mmの溝になっています。この溝に歯垢(プラーク)が付着することにより、歯肉炎は起こります。歯ぐきが赤く腫れて歯みがきの時に出血しやすくなります。この段階であれば、正しい歯みがきだけでも治ります。
軽度歯周炎:歯と歯ぐきの溝が広がり深くなっていき(歯周ポケットの形成)、歯槽骨(歯を支えている骨)の破壊も始まります。
中度歯周炎:歯槽骨の破壊が進み、歯がグラグラし、歯肉はブヨブヨします。歯周ポケットから血や膿が出て、口臭もひどくなります。
重度歯周炎:歯槽骨はほとんどなくなって、ついには抜けてしまいます。
▼歯周病の予防
生活習慣の改善と歯みがきが重要です。
▽自己管理
生活習慣の改善:
・歯ごたえのある食品や食物繊維を多く含む食品をよく噛んで食べる
・生活のリズムを整える
・3度の食事以外の飲食の回数をなるべく少なくする
効果的な歯みがき:
・歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持つ
・歯垢が溜まりやすい所(みがきにくい所)を丁寧にみがく
・歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目にあてる
・軽い力でみがき、小刻みに動かす・みがき残しを少なくするため、みがく順番を決める
・1日1回は、糸ようじや歯間ブラシなどの歯みがき補助器具を使う
・歯垢染め出し液でセルフチェックしてみる
▽歯科医院での予防と治療
・歯みがきが正しくできているか、管理・指導をしてもらう
・自分ではきれいにできない歯面・歯ぐきの溝にある歯垢や歯石を除去してもらう
・初期の歯周病は自覚症状が現れにくいので、異常が感じられなくても、定期的に歯科医院で検査を受ける。定期的に受診することで、早期発見・早期治療をすることができます
※市町村によって40歳、50歳などを対象に歯周病疾患検診を行っています。詳しくは、お住まいの市町村へご相談ください。
