- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県あさぎり町
- 広報紙名 : 広報あさぎり 2025.7月号
町では、遠方の分娩取扱施設で出産する必要がある妊婦を対象に、出産時の交通費や宿泊費の一部を助成します。
■対象者
あさぎり町に住所を有し、令和7年4月1日以降に出産される人で以下のいずれかに当てはまる人
(1)自宅(または里帰り先)から、最も近い出産可能な分娩取扱施設まで、おおむね60分以上の移動時間を有する人(※1)
(2)ハイリスク妊婦(※2)であって、周産期母子医療センターで出産する必要がある人
※1 最寄りの助産院や産婦人科での出産を希望していても、「対応ができない」、「予約が埋まっている」などの理由から遠方の病院で出産を余儀なくされた人が助成の対象です。ただし、無痛分娩を希望するなど、自身の希望によって遠方の病院を選んだ場合は助成制度の対象外となります。
※2 診療明細書などでハイリスク妊婦加算を確認できる人。加算が確認できなくても、最寄りの産婦人科で対応ができず遠方での出産になった場合は(1)に該当します。県の周産期母子医療センターは、熊本市民病院・熊本大学病院・福田病院・熊本赤十字病院です。
■助成内容
▽宿泊費
出産までの間、待機のために分娩取扱施設または周産期医療センター近隣の宿泊施設で宿泊した場合の宿泊費を助成(出産時の入院までの前泊分として、最大14泊分)
※産婦本人分の助成のため、付添人は助成対象外
算出方法:実費額から1泊あたり2,000円を控除した額と6,000円を比較していずれか低い額×泊数
▽交通費
分娩取扱施設または周産期医療センターまでの移動に要した費用(往復分)について、算出した交通費を助成
※待機のための宿泊施設までの交通費も助成対象
算出方法:
(1)タクシー(片道分)
→実費額×0.8と16,000円を比較していずれか低い額
(2)自家用車・公共交通機関(片道分)
→距離数(km)×37円×0.8と4,000円を比較していずれか低い額
■申請方法
出産した日から1年以内に、あさぎり町妊婦の出産時交通費及び宿泊費助成金交付申請書兼請求書と添付書類を健康推進課へ提出してください。
添付書類:
(1)出産日および分娩医療機関が確認できる書類の写し(母子手帳など)
(2)交通費および宿泊費の領収書または交通費及び宿泊費の金額が確認できる書類※該当者のみ
(3)「ハイリスク妊婦管理加算」または「ハイリスク分娩管理加算」が確認できる書類(診療明細書など)
※該当者のみ
問合せ:健康推進課
【電話】45-7216