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■第38回 防ごう!ロコモティブシンドローム
◇ロコモティブシンドロームを知っていますか?
「あれ?最近足腰が弱ってきたかな」と思うことはありませんか?実は、それがロコモティブシンドロームの始まりかもしれません。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)は、通称ロコモとも呼ばれ、骨・関節・筋肉・神経系などの運動器が加齢の影響により衰えている、または衰え始めている状態のことです。40代から始まる方もいて、放っておくと支援や介護が必要になる可能性が高まります。
運動器は、普段の生活で身体を動かして負荷をかけることで維持されます。そのため、ロコモを防ぐには、若いころから適度に運動する習慣をつけ、運動器を大事に使い続けることが大切です。

◇あなたは大丈夫?ロコチェック!ロコモでないか次の項目でチェックしてみましょう
(1)片足立ちで靴下が履けない
(2)家の中でつまずいたり滑ったりする
(3)横断歩道を青信号で渡りきれない
(4)階段を上がるのに手すりが必要
(5)15分ぐらい続けて歩けない
(6)2キログラム程度の買い物をして持ち帰るのが困難
(7)家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難

1つでも当てはまると、ロコモの心配があります。日常生活でちょっと不便に感じていることがあれば、まずは今よりあとプラス10分、体を動かすことから始めてみましょう。テレビを見ながらのロコトレもおすすめです。

◇今日からはじめるロコトレ
・開眼片足立ち…左右1分間ずつ、1日3回行いましょう
・スクワット…深呼吸をするペースで5~6回繰り返します。1日3回以上行いましょう。

ロコモで心配なことがあればお気軽にご相談ください。

問合せ:保険健康課
【電話】63-4810