健康 健康にちなん21 ブレスト・アウェアネスを習慣づけよう 10月はピンクリボン月間です

日本人女性の乳がんにかかる人の数はがんの中で最も多く、9人に1人が乳がんにかかるといわれています。
「ブレスト・アウェアネス」とは乳がんの兆候にいち早く気付くための生活習慣です。日頃からご自分の乳房の状態に関心を持ち、乳房を意識した生活を送ることで乳がんの早期発見・早期治療につながります。

ピンクリボンは乳がんの正しい知識を広め、早期発見の重要性を呼びかける世界共通のシンボルマークです。

■ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
1 自分の乳房の状態を知る
入浴やシャワーの時、着替えの時などちょっとした機会に自分の乳房を見て、触って、感じてみましょう。入浴の際にせっけんをつけて「なで洗い」するのも良いでしょう。

2 乳房の変化に気を付ける
普段の乳房の状態を知ることで、初めて変化に気付くことができます。しこりを探すというよりも「いつもと変わりはないかな」という気持ちで取り組みましょう。

変化として注意するポイント
・乳房のしこり
・乳房の皮膚のくぼみやひきつれ
・からの分泌物
・乳頭や乳輪のびらん など

3 変化に気付いたらすぐに医師に相談する
しこりやひきつれなどの変化に気付いたら、次の検診を待つことなく医療機関を受診しましょう。自己判断することなく、専門医を受診しましょう。

4 40歳になったら、2年に1回の乳がん検診を受ける
日本では、40歳以上の女性に対して2年に1回のマンモグラフィによる乳がん検診が推奨されています。マンモグラフィは乳房を板で圧迫し10.線撮影をする検査で、初期の乳がんによる腫瘤や石灰化を発見できます。日南市ではマンモグラフィ検査と超音波検査の併用検診を実施しています。
「要精密検査」の結果を受け取った場合は、必ず精密検査を受けるようにしましょう。

■11月14日は世界糖尿病デー ブルーライトにちなん
世界糖尿病デーにあわせ、市役所本庁舎をシンボルカラーであるブルーにライトアップします。この機会に糖尿病について考え、予防に向けた一歩に取り組みましょう。
ライトアップ期間:11月13日(木)~11月19日(水)17時15分~22時

問い合わせ:健康増進課
【電話】31-1129