スポーツ 第107回 全国高等学校野球選手権大会優勝 沖縄尚学高等学校

東風平中学校出身
新垣瑞稀(あらかきみずき)選手
新垣有絃(あらかきゆいと)選手

8月5〜23日に開催された夏の甲子園にて、沖縄県代表で出場した沖縄尚学高等学校野球部は、学校初の夏優勝、県勢では15年ぶりの快挙を成しました。
字世名城出身の新垣瑞稀さん(三年)・有絃さん(二年)兄弟は8月27日、新垣(あらかき)町長と玉榮(たまえ)教育長を表敬訪問し、優勝を報告しました。
表敬訪問のあと、町役場の町民交流ホールにて、祝福にかけつけた町民のみなさんの前でインタビューを行いました。
以下、表敬訪問・インタビューの内容です。

〇瑞稀選手
この夏の甲子園、優勝という記録を達成し、沖尚としても初めて夏の甲子園優勝ができて本当に嬉しいです。
〇有絃選手
多くの声援のおかげで甲子園優勝を成し遂げられたと思います。本当に応援ありがとうございました。

ー日大三高との決勝戦、優勝した瞬間の心境をお聞かせください。
〇瑞稀選手
自分がファーストで最後にウイニングボールをキャッチして、最高な気持ちでいっぱいでした。

ー4万人が見ていた中で投げるのは緊張しましたか?
〇有絃選手
緊張もしますけど、とても楽しかったです。

ー弟が大事な場面で投げているのをファーストから見ていて、兄としてどんな気持ちでしたか?
〇瑞稀選手
兄としては、点取られたら緊張で怖く感じることもあったが、成長して投げられていたので頼りになりました。

ー甲子園ではどの試合が印象に残っていますか?
〇瑞稀選手
やはり決勝戦が一番印象に残りました。沖縄尚学初めての決勝進出ということもありとても緊張しましたが、とても嬉しくて印象に残っています。
〇有絃選手
山梨学院戦です。自分たちのミスが続いた中で、しっかり逆転して勝ち取れたのが印象に残っています。

ー甲子園の土は他にプレゼントされた方はいますか?
〇二人
八重瀬町が初めてです。

ー地元世名城の馬場公園に土を撒くことはありますか?
〇二人
ありません(笑)

ー沖縄県、八重瀬町からたくさん応援が届いていたかと思いますが、実際帰ってきてどう感じましたか?
〇瑞稀選手
たくさんのスタンドの応援もそうですし、帰ってきてからもたくさんお祝いの言葉をいただいて、それで自分たちは本当に日本一になったんだなと実感しました。
〇有絃選手
応援があったからこそ、優勝の結果だと思うので本当に感謝しかないです。

ー今後の目標を聞かせてください。
〇瑞稀選手
この甲子園優勝の経験を活かして、今後は野球と勉強を両立していきたいです。
〇有絃選手
今2年生であと1年あるので、また甲子園で優勝できるように頑張りたいです。

ー最後に、八重瀬町の野球をしている後輩へメッセージをお願いします。
〇瑞稀選手
甲子園の舞台は本当に最高なので、みなさんも甲子園を目指して頑張ってほしいと思います。
〇有絃選手
甲子園という舞台は人生が変わると思うので、大きな目標を目指して頑張ってほしいです。

広報こちんだ(旧東風平町)では、平成11年に沖尚が県勢初の甲子園制覇を成し遂げた際、町出身の新垣雄之(あらかきかつゆき)さんが大きく掲載されました。