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自治体の皆さまへ

次代を担う三重人(みえびと)たち

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三重県

三重の未来を切り拓(ひら)く人の挑戦を紹介します!
自分たちがかがやけば、地域もかがやく 次代を担う三重人(みえびと)たち

■ずっと働き続けられる環境づくりをめざして!
株式会社松阪電子計算センター/松阪市 助田 真由希(すけだ まゆき)さん
株式会社松阪電子計算センターは、自治体向けの業務システムを開発する会社で、私は現在プログラマーとして働いています。もともと志摩市出身で、大学では古代史を研究していたんですが、小学生の頃に親と訪れた市役所で住民票が発行される仕組みを不思議に思って、ずっと気になっていて…。就職活動の時に「市役所のシステムを作っています」と聞いて、自分の感情に素直にチャレンジしてみたいと就職を決めました。
入社当時は、プログラムを組むのが不慣れで難しく、周りと比較してしまって落ち込んだり、「自分には向いていないかも」と悩んだりすることもたくさんありました。でも会社には、社内研修や新人一人ひとりに年齢の近い先輩が補助に付くチューター制度が整っていたので、気軽に何でも相談できました。先輩がくれるヒントをもとに自分で考えて慣れていき、入社6年目の今は児童手当や児童扶養手当のシステムの設計を担当しながら、後輩指導を行っています。

▽こんなことに取り組んでいます! 働きやすさを求めて、率先して行動
自分のイメージ通りシステムが動くように考えている時間や、試行錯誤して動いたときの達成感がすごく好きで、そこにこの仕事の面白さを感じています。もともと自分から話しかけにいくのが苦手なタイプなんですが、後輩を教える立場になり、「このままではいけない」と思い、業務を円滑に進められるように疑問に感じたことや自分の考えを積極的に発言することを心掛けています。
担当業務外の活動にも、お声掛けがあったらなるべく参加するようにしていて、昨年は、県主催の「みえ働くサスティナラボ」という、働く女性のワークショップに会社の代表として参加させてもらいました。15社28名のいろいろな業種で働く女性同士で、「こうすればもっと働きやすくなる」と思うことを話し合い、知事に提言書を手渡しました。交流する中で自分が疑問に感じていた働き方に共感してもらえたり、三重には働き続けられる職場がたくさんあることを知ることができたり、たくさんの刺激をもらえました。また将来、子どもを授かったり、親の介護などで生活環境に変化があったりした時に必要になる産休や育休、時短勤務、在宅勤務といった会社の制度は前もって理解しておくべきだと思いましたし、今後の自分自身のキャリアと家庭の両立についても改めてしっかり考える機会になりましたね。
みえ働くサスティナラボで出会った企業の方々とは、今でも交流が続いていて、そこでも新たな気づきを得ることができ、人とのつながりの大切さを実感しています。働きやすい職場づくりのため、学びの場にも引き続き積極的に参加しながら、自分が行動を起こすことで後輩たちにも安心して働き続けられる職場だということを伝えていきたいです。

■三重で働こう!
「おしごと広場みえ」では、皆さんのニーズに応じた県内企業の紹介や個別相談を実施しています!

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