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自治体の皆さまへ

はじめよう「健康食週間」~からだづくりは食生活から!~

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私たちのからだは、私たちが食べたものでつくられています。健康で心豊かに過ごすためには、食を大切にし、正しい知識と情報を選択する力が重要です。
市では、令和5年12月に40歳以上の市民545人(男性172人・女性373人)の皆さんにご協力いただき、食習慣調査を実施しました。調査結果から見えてきた食の傾向とポイントをまとめましたので、これからの食生活にご活用ください。

◆食習慣調査結果を三重県の目標値と比較すると

【参考】
上表のほか、野菜の摂取目標値は350g、果物の摂取目標値は200gですが、亀山市食習慣調査結果では、野菜・果物ともに多くの年代で目標値に達していませんでした。

※三重の健康づくり基本計画(ヘルシーピープルみえ・21)より抜粋。
適切な量と質の食事がとれるよう、国の指標を考慮した県の目標値が設定されています。

《PICKUP1》
■男女ともに、全ての年代で食塩をとり過ぎています!

▽性別および年齢階級別の食塩摂取量平均値(g/日)

【出典】亀山市食習慣調査結果より

◆食塩摂取の約6割は調味料!
〇どんな食品から食塩をとっている?
・調味料・香辛料類…63%
・魚介類・練り製品…13%
・野菜類(漬物など)…8%
・穀類(パン・麺類)…6%
・肉加工品…3%
・その他…7%

【出典】亀山市食習慣調査結果より

魚介類・練り製品は高齢になるほど摂取割合が高い傾向でした。

◆見えない食塩に注意!
毎日の食生活の中でそれほど気にせず食べている加工食品にも、意外と多くの食塩が含まれています。

▽食塩が多く含まれている加工食品例
・塩蔵品(干物、塩さけ、たらこ、佃煮など)
・はんぺん、かまぼこ、ちくわなどの練り製品
・パン、うどんなどの穀類
・ハム、ウインナーなどの肉加工品

◎加工食品の食塩量はパッケージに表示されている栄養成分表示を確認しましょう。

◆なぜ食塩のとり過ぎはいけないの?
食塩のとり過ぎは、高血圧をはじめとした生活習慣病に深く関わっていて、脳卒中や心疾患・腎不全などさまざまな病気の危険性を高めます。健康的に過ごすために、適塩生活をはじめてみませんか?

◎食べ方や調理の工夫が減塩につながります
●おいしく減塩するための工夫や減塩レシピがたくさん!
「ヘルスメイトのちょっとした工夫で無理なく減塩クッキング」をご活用ください。

※ヘルスメイトとは亀山市食生活改善推進員の愛称です。
※本紙2面にQRコードを掲載しています。

《PICKUP2》
■男女ともに、40~50歳代の人はカルシウムが不足しています!
65歳以上の人はおおむね目標値の600mgを摂取できていますが、40~50歳代の75%以上の人は目標値に達していません。

▽性別および年齢階級別のカルシウム摂取量平均値(mg/日)

【出典】亀山市食習慣調査結果より

◆なぜカルシウムが必要なの?
骨の健康のためにはカルシウムの摂取が重要です。カルシウムを多く含む食品に加え、カルシウムの吸収を促進するビタミンD(魚介類やきのこ類)や、骨へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンK(納豆や葉物野菜)も一緒にとりましょう。

▽カルシウムを多く含む食品例
・小松菜、なばななどの野菜類
・牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
・煮干し、ししゃもなどの小魚
・木綿豆腐、厚揚げなどの豆類

ビタミンDやビタミンKも一緒に摂取するのがオススメです!

◆特に女性で減少しやすい骨量!
カルシウムは骨の重要な構成成分であり、不足すると骨量が減少し、骨粗しょう症の原因にもなります。
骨量は成長期に増加し、20歳ごろに最大骨量に達し、加齢に伴い減少していきます。特に女性においては、閉経に伴い骨量が減少しやすくなります。

◎骨粗しょう症を予防することを目的に、市では下表の対象年齢の女性へ骨粗しょう症検診を実施しています。

実施期間:6月~令和7年1月

※令和7年4月1日時点の年齢です!
※対象者へは5月下旬に案内を送付しています。

問合せ:
・健康政策課 健康づくりグループ(あいあい)
【電話】84-3316
・市民課 医療年金グループ
【電話】84-5005

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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