■ステップ2
◇家族会議をしよう
安全に避難するために、避難場所や避難経路を事前に確認しておくことが重要です。日頃から家族で話し合い、家族みんなが安全に避難できるよう、情報を共有しておきましょう。
一例 家族会議で話し合うこと
・避難する場所やそこまでのルートは?
・避難経路に危険箇所はない?
・家族の連絡方法や集合場所は?
・無事をどう伝える?
家族会議で決まったことは冷蔵庫など、毎日目が届く場所に貼っておきましょう!
◇“防災さんぽ”で、避難時のルートの危険箇所をチェック
「防災さんぽ」とは、自宅から避難する際に、周辺に危険な場所が無いかをあらかじめ歩いて確認することです。次のことを確認しながら歩いてみましょう。
・自宅から避難所までに危険な場所がないか?
・非常持ち出し品を持ちながら移動できるか?
・避難所まで移動ができないときに、代わりとなる避難場所を決めてあるか?
◇いざというときのための非常持ち出し品を見直そう!
家族そろってすばやく避難できるように、日頃からバッグに詰めて準備をしておきましょう。
自分だけに特に必要なものも忘れないようにしましょう
・持病の薬
・介護用品
・ベビー用品
・アレルギー対応食
・メガネ
・ペット用品 など
◇避難のタイミングを事前に確認 5段階の警戒レベル
大雨などの際に発表される防災情報は5段階のレベルに分類されています。
それぞれのレベルにおいて自分たちがとるべき行動を事前に話し合い、決めておきましょう。
警戒レベル1 警報級の可能性…心構えを高める
警戒レベル2 注意報…避難行動の確認
警戒レベル3 高齢者等避難…避難に時間を要する人は支援者とともに避難
警戒レベル4 避難指示…災害が発生する恐れが極めて高い状況!全員避難! 警戒レベル4までに必ず避難!
警戒レベル5 緊急安全確保…命を守るための最善の行動を 市内で災害が発生!
※外出することで、かえって危険が及ぶ状況では、近くの安全な場所への避難や自宅内の2階以上など、より安全な場所に避難しましょう。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■ステップ3
人間の心理には、目の前に危機が迫ってくるまで、その危機を認めようとしない傾向があります。必要な情報をできるだけ早く入手して、いざというときに行動できるか確認してみましょう。
次の質問に回答し、災害時の行動意識について、あてはまるものに○を付けましょう。
参考文献 松川杏寧ほか:構成概念妥当化パラダイムを用いた防災リテラシー尺度の開発、地域安全学会論文集 No.39,2021.11
「どちらかといえばあてはまらない」または「あてはまらない」に○が付いた場合や自信がない回答がある場合は、ステップ1やステップ2に戻ってその原因が何かを考えてみましょう。
■お知らせ
みえ風水害対策シンポジウム・防災講演会
主催:三重県・三重大学 みえ防災・減災センター、津地方気象台、三重県、三重大学
共催:伊勢市
入場無料
定員:150人
日時:6月23日(日)、13:00~16:00
場所:シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢・4階会議室
申込み:右の二次元コードからオンライン申請、または電話で
三重県・三重大学 みえ防災・減災センター【電話】059-231-5694【FAX】059-231-9954へ
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
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■市長からのお願い
災害時に命を守るためには、災害が発生した際にどのように行動するか、またどのような備えが必要か一人ひとり考えたり、家族で話し合ったりしておくことが大切です。
いざというときに適切な行動がとれるように、普段から災害に対する心構えと備えをしていただくようお願いいたします。
伊勢市長 鈴木 健一
その他「伊勢の防災」について詳しくはこちら
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問合せ:危機管理課
【電話】21-5523【FAX】20-3151
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