9月はアルツハイマー月間
認知症の人にやさしいまちを目指して
認知症とは、脳の病気により脳の働きが徐々に低下し、日常生活や社会生活に支障がでてくる状態です。認知症の原因として最も多いのが、アルツハイマー型認知症です。
1994年「国際アルツハイマー病協会」は世界保健機関(WHO)と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定するとともに、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、全国各地で認知症への理解を呼びかけています。
市では認知症の人やその家族にやさしいまちづくりを目指し、地域包括支援センターと協働し、正しい知識の普及や、気軽に相談できる体制づくりなどに取り組んでいます。同月間にさまざまな催しを行いますので、ぜひ参加してください。
■認知症にやさしい地域づくり
◇認知症サポーター養成講座
認知症の人と家族を地域で支えよう!
「認知症サポーター」とは、正しい知識を持って認知症の人やその家族を温かく見守る応援者です。認知症について、本人やその家族への関わり方について分かりやすくお伝えします。
日時:9月18日(水)、10:00~11:30
場所:福祉総合支援センターよりそい(健康福祉ステーション・7階)
定員:20人(先着順)
申し込み:8月15日(木)から、右の二次元コードよりオンライン申請または、電話・ファクスでよりそいへ
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
※手話通訳・要約筆記が必要な人は、9月13日(金)までによりそいへ連絡してください。
※職場や地域の仲間で集まる場での開催も行っています。希望する場合はよりそいへ連絡してください。
◇認知症に関する展示
アルツハイマー月間にあわせて、認知症についてのパネル展示や本人・家族向けの本などを紹介します。
◇スローショッピング
認知症により手伝いを必要とする人が、安心して買い物をできるようお手伝いをする活動で、焦らずに買い物を楽しむことを目的にしています。家族は、他の参加者との情報共有や、リラックスした時間を過ごします。
日時:9月6日(金)、13:30~15:00
場所:げんここるーむ(イオンタウン伊勢ララパーク・1階)
対象:認知症の人とその家族
定員:5組程度(先着順)
申し込み:8月15日(木)から、電話またはファクスでよりそいへ
◇オレンジカフェよりそい
認知症の人や家族同士が交流し、ゆっくりと過ごす場です。
日時:9月27日(金)、10:00~11:30
※毎月第4金曜日に開催します。
場所:福祉総合支援センターよりそい(健康福祉ステーション・7階)
対象:認知症の人とその家族
持ち物:飲み物(必要な人)
※事前申し込みは不要です。
※各地域でもオレンジカフェが開催されています。詳しくは5ページの地域包括支援センターへ問い合わせてください。
■認知症に関する相談窓口~認知症が心配、認知症かなと思ったら~
認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。自分が認知症かも、家族が認知症かもと不安を感じたら、一人で悩まずに相談してください。
◇地域包括支援センター
認知症地域支援推進員(※)、主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師、看護師などが相談に応じます。
(※)認知症地域支援推進員…専門知識を生かして相談に応じたり、地域のネットワークづくりに関わったりして、認知症の人やその家族をサポートします。
東地域包括支援センター【電話】44-1165【FAX】43-4427
五十鈴地域包括支援センター【電話】20-5500【FAX】23-0101
北地域包括支援センター【電話】65-5070【FAX】65-5075
中部地域包括支援センター【電話】27-2424【FAX】27-2412
南地域包括支援センター【電話】21-0080【FAX】22-6070
西地域包括支援センター【電話】20-5055【FAX】27-0570
・住んでいる地域の担当センターは、市ホームページで確認できます。
「地域包括支援センター伊勢市」で検索
◇認知症に関する身近な相談先
・福祉総合支援センターよりそい
【電話】21-5611【FAX】63-5420
保健師が認知症の人やその家族の相談に応じます。認知症専門医や社会福祉士などとともにチームで取り組みます。
◇若年性認知症に関する電話相談など
・若年性認知症電話相談
【電話】059-382-8490【電話】090-5459-0960
三重県若年性認知症支援コーディネーターが、本人や家族への情報提供や生活支援、就労支援などを行います(県の委託事業です)。
問合せ:福祉総合支援センターよりそい
【電話】21–5611【FAX】63–5420
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