■予防救急で年末年始を笑顔で過ごしましょう
◇増え続ける救急出動
令和4年中の市内の救急出動件数は5494件で、過去最多となっています。救急出動件数の増加は、超高齢化社会の中、これからもしばらくの間、増加し続けるものと考えられていますが、出動できる救急車の数には限りがあります。
また、月別に救急出動件数をみてみると、夏季と冬季は出動件数が増加する傾向にあります。冬は家の中にいても温度差が生じやすく、事故が起こりやすくなります。冬やお正月に起こりやすい事故を知って、予防救急に努めましょう。
出動件数(件)
月別出動件数(件)
◇冬やお正月に起こりやすい事故
・餅をのどに詰まらせることによる窒息事故
・忘年会や新年会での急性アルコール中毒
・積雪や路面凍結による転倒
・ヒートショック(急な温度変化により血圧や脈拍が急激に変動する現象)
・暗くなる時間も早くなり増加する交通事故 など
救急車を呼ばなくてはならないような病気やけがを未然に防ぐために、日頃から気を付けるポイントを知り、意識して行動することが「予防救急」です。万が一の時に、正しい応急手当ができることも予防救急の一つです。
◎幅広い応急手当について学べる応急手当ウェブ講習(総務省消防庁)
※二次元コードは本紙を参照してください。
いざという時のため日頃から身につけておきましょう
◇今年の冬も感染予防を徹底しましょう
新型コロナウイルス感染症に限らず、冬はインフルエンザなどのさまざまな感染症が流行しやすい季節です。手洗い・手指の消毒・うがい・必要に応じたマスクの着用・咳エチケット・人混みをさけての行動など、感染予防対策を心がけましょう。
◇年末年始をより安全・安心に過ごすために
冬は空気が乾燥しやすく火災が発生しやすい季節です。こまめな換気を行うとともに、消し忘れなど火の取り扱いには十分注意し、近くに置いてあるものに燃え移らないようにしましょう
問い合わせ:伊賀消防署管理課
【電話】24・9120【FAX】24・9111【E-mail】kanri-fd@city.iga.lg.jp
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