美術博物館基本構想(中間案)に対するパブリックコメントを実施し106件の意見をいただきました。これを踏まえ、伊賀市美術博物館建設準備委員会から基本構想の答申が市に示され、答申をもとに伊賀市美術博物館基本構想を策定しました。どんな活動をするのか、その方向性などをご紹介します。
■育む
◇地域への愛着と誇りを育む
地域への愛着と誇りを育む場となります。伊賀市の歴史文化を通じて、地域の魅力を知り地域の誇りを共有することで、地域への愛着心を育みます。
◇創造性を育む
創造性を育むため、歴史文化のホンモノに触れることができる体験性や創造的な展示を通じて、来館者に新たな気付きを与え、創造するきっかけを提供します。
◇未来を担う人材を育てる
未来を担う人材の育成にも力を入れます。社会教育施設として、持続的で発展的な地域づくりを担う人材を育てる役割を果たします。
■伝える
◇賑(にぎ)わいの創出
賑わいの創出をめざし、伊賀市の魅力的な歴史文化を国内外に広く発信し、観光資源への誘導を促す取り組みを行います。
◇さまざまなつながりを活かす
全国の芭蕉翁や俳句関連の施設団体、博物館、美術館などとのつながりを活かし、伊賀市の魅力を全国に広めます。
■集う
◇さまざまな交流
◇憩い集う場所
さまざまな交流の場となり、美術博物館を気軽に訪れることができる憩いの場になることをめざします。
■守る
◇伊賀の歴史文化・俳文学の拠点
伊賀の歴史文化や俳文学の拠点として、研究の拠点となるとともに、芭蕉研究においては、「松尾芭蕉といえば伊賀市」と認識される全国の中心的存在となることをめざします。
今後は、この基本構想を踏まえ、美術博物館の具体的な機能や活動について検討を進め、基本計画を策定していきます。
■講演会とワークショップを開催します
日時:8月3日(土)午後1時~4時30分
場所:ハイトピア伊賀 5階多目的大研修室
定員:先着70人(要予約)
申込方法:住所、氏名、年齢、連絡先を電話、ファックス、メールで申込先まで。申込フォームからも申し込みできます。
申込期間:7月10日(水)~ 26日(金)
※電話の場合は土・日曜日、祝日を除く午前9時から午後5時まで
申込先・問い合わせ:美術博物館建設準備室
【電話】41-0400【FAX】22-9694【E-mail】museum@city.iga.lg.jp
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