地球温暖化によって、世界の平均気温は上昇を続けています。日本全体の二酸化炭素排出量のうち約38%が、発電などの「エネルギー転換部門」由来のもので、削減に向けた取り組みが必要となっています。
その中で、太陽光発電は発電時に二酸化炭素を排出しないことから、エネルギー転換部門における二酸化炭素排出量削減の効果が期待されています。
市では、個人が所有する住宅の屋根に太陽光発電を設置し、その電力を建物内で消費する、いわゆる自家消費型の太陽光発電の導入を促進しています。自家消費型の太陽光発電は、温室効果ガス排出量の削減はもちろんのこと、停電時にも一定の電力使用ができるため防災性の向上にもつながるものです。
導入にあたっては、太陽光発電設備や定置型蓄電池などの設置費の一部を補助する伊賀市太陽光発電設備等設置費(個人向け)補助金制度を設けています。詳しくは伊賀市ホームページをご確認ください。
地球温暖化の問題は、人間の目に見えるものでないためにわかりづらい問題ですが、行政だけでなく地域の各主体が一体となって取り組んでいく必要があります。ご自宅への太陽光発電の導入をこの機会にぜひご検討ください。
問い合わせ:生活環境課
【電話】22-9624【FAX】22-9641
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