[「誇れる伊賀市」「選ばれる伊賀市」の実現に向けて]IGABITO(いがびと)育成プロジェクト
■IGABITO育成プロジェクト
市では、伊賀市で生まれ育った若者の「住みたい」「住み続けたい」「帰ってきたい」という思いを育み、進学や就職を機に転出した若者のUターンと市への定住の促進をめざしてIGABITO育成プロジェクトに取り組んでいます。
このプロジェクトは「自らが地域の担い手となり、より良い”伊賀“を創る意識、実行力を持った若者」を「IGABITO」と定義して、IGABITOに必要な「意欲」「知識」「実行力」を育むため、伊賀市若者会議の取り組みや、市内の県立高校3校との連携プロジェクトを行っています。
■伊賀市若者会議
「伊賀市若者会議」は、IGABITOを発掘し育てることを目的に、市内在住・在勤者や出身者など伊賀市にゆかりのある若者を対象として平成30年度に発足したグループです。任期は2年間で、今年度4月から第4期がスタートし、20歳代から30歳代の31人で構成しています。
今年度の若者会議では、市の事業に参画する「市政参画事業」と「個別プロジェクト」を中心に活動していきます。
◇伊賀市若者会議新規メンバー随時募集中
より良い「伊賀」を創るため、一緒に活動しませんか。
市内在住、在勤者や出身者など伊賀市にゆかりのある18歳以上35歳以下の人が対象です。
申込先・問い合わせ:地域創生課
◇伊賀市若者会議の活動は公式SNSでチェック!
・Facebook
・Instagram
・X(旧Twitter)
メンバーが随時更新しています。
■高校との連携
◇あけぼの学園高等学校
「地域と連携したキャリア教育」
あけぼの学園高等学校では、これまでも市と協力しながら、各年次や総合学科の系列の授業などで、「地域と連携したキャリア教育」に取り組んできました。
1年次生の授業「産業社会と人間」では、地域学習の導入として市役所の人から伊賀市の概要や現状などについて講義を受けました。今後、地域の伝統文化の一つである『忍術』と防災の関わりについて学びます。また12月には、地域産業を知るために「地域で活躍している職業人の講演」や地域の企業・事業所をめぐるフィールドワークを行う予定です。
2年次生では、地域の企業・事業所の協力をいただきインターンシップを通して、自分自身のキャリアについて考えます。
他にも、近隣の小学生と合同で調理実習や地域のイベントに参加して、地域の人と交流する予定です。
これらの活動を通して、自らが地域の担い手となる意識を醸成していきます。
◇伊賀白鳳高等学校
「地域との連携、交流などの実体験による人材育成」
今年度もIGABITO育成事業として各科で取り組みを行っています。
機械科の「ものづくり」や修繕による小学校などとの交流、生物資源科によるノハナショウブの保全活動、ヒューマンサービス科による保育園との交流活動を実施します。進路指導部は希望生徒を募り、地元企業見学会を実施します。将来にわたり、自らが地域の担い手となる意識を高めることも期待できます。
また12月14日(土)には、伊賀白鳳高校で「白鳳フェス」を行います。生産物の即売だけでなく、学習の成果として各科の作品を展示するとともに、子どもたちに楽しんでもらえるような各科の学びを生かしたさまざまな活動を計画しています。
◇上野高等学校
「上高みらい探究」
1学年では、教育実習生へのインタビューなどを通した、探究的な学びの基礎となることをはじめに学びます。その後、主に伊賀地域に関するテーマを設定し、インターネット検索を活用した下調べや事前学習を行っています。事前学習を踏まえたフィールドワークなどで現地取材を行い、ポスターセッションにつなげます。
2学年では、1学年で広げた地域に関する知見をさらに深掘りし、先行事例と比較した上で、さらなる探究活動を行い、その成果を「みらいプロジェクト」発表会で発表します。3学年では、社会人として必要な知識や情報を学び、自己実現に向けての具体的方法を検討し、未来への決意表明をする探究的活動に取り組みます。
問い合わせ:地域創生課
【電話】22-9623【FAX】22-9672【E-mail】chisou@city.iga.lg.jp
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