1月1日、石川県能登地方でマグニチュード7.6、最大震度7の令和6年能登半島地震が発生し、多くの家屋が倒壊するなど甚大な被害をもたらしています(写真:名張市消防職員撮影)。
一方、南海トラフ地震もいつ起きてもおかしくないといわれています。地震に備え、皆さんの家庭でも地震対策を見直してください。
問合せ:危機管理室
【電話】63-7271
■あなたの家は大丈夫?今すぐ危険個所の確認を!
◇家の中の安全点検ポイント
背の高い家具はL字金具や支え棒などで固定。
家具の上に、重いものや壊れやすいものを置かない
・窓ガラスに飛散防止 フイルムを貼る
・燃えにくい防炎 加工のカーテンをつける
・ストーブは耐震自動消火装置付きの物を。
周囲に燃えやすいものを置かない
・冷蔵庫は倒れないように、金具 などを使って壁に固定する
・扉には開閉防止金具を取り付ける
・家具と壁や柱の間に隙間ができないように、板などを家具の下に差し込んで寄りかかるように固定する
・壁の絵などには落下防止の鎖をつける
・二段重ね式の家具はつなぎ目を金具でしっかり連結する
◇ブロック塀の安全点検ポイント
・ひび割れ 塀に傾きやひび割れはないか
・厚さ 厚さは15cm以上か(塀の高さが2m以下の場合は10cm以上)
・高さ 地盤から2.2m以下かどうか
・控え壁 控え壁(塀の高さが1.2mを超える場合)や基礎の有無
・根入れ
3月1日~7日は建築物防災週間。ブロック塀の基準など、詳しくは都市計画室(【電話】63-7698)へ
◇昭和56年5月以前の木造住宅は要注意!
営繕住宅室長 中嶋優子
能登半島地震では、木造家屋の倒壊が多くみられました。昭和56年5月以前に建てた木造住宅は、古い耐震基準のため、大規模な地震が発生した場合、倒壊する恐れがあります。窓や扉などが多く壁の量が少ない住宅や基礎がコンクリートでない住宅、瓦屋根などで屋根が重い住宅は特に要注意です。
市では、例年、木造住宅の無料耐震診断や改修費の一部補助を実施。今年度の募集は終了しましたが、来年度も実施する予定です。詳しくは営繕住宅室(【電話】63-7740)までお問い合わせください。
◇耐震改修で固定資産税を減額!
改修工事をした住宅の固定資産税額が2分の1減額されます(1戸あたり120平方メートル分が限度)。減額される期間は、改修工事が完了した年の翌年度分に限ります。申請要件など、詳しくは市HPで
問合せ:課税室
【電話】63-7437
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