吉崎海岸が自然共生サイトの認定を受けました

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本市楠地区に位置する吉崎海岸では、ボランティアや地域づくり団体などの活動により希少な動植物の保護や、海洋ごみの清掃活動などが行われています。これらの環境保全活動の取り組みが認められ、令和5年10月の初回認定で、環境省が定める自然共生サイトとして認定されました。

■自然共生サイトって?
「民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域」を環境省が自然共生サイトとして認定します。その区域のうち、保護地域と重複しない区域をOECM(※)として国際データベースに登録します。

※保護地域以外で生物多様性の保全に資する地域
(令和5年度から始まった制度で、三重県内では4件が認定されました!)
・シロチドリ
・ハマニガナ

■吉崎海岸のどんな点が評価されたの?
吉崎海岸は三重県北勢地域では貴重な砂浜海岸で、在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存在する点が評価されました。海岸には、ハマニガナやシロチドリといった希少な動植物種が複数確認されています。

■吉崎海岸の環境を保全する取り組み
吉崎海岸は、単なる自然の海岸ではなく、人々の取り組みによって動植物の生態系が守られている場所です。貴重な砂浜海岸の環境を維持するために、吉崎海岸では毎月第1日曜日に海岸清掃と外来植物の駆除を続けてきました。さらに、清掃後には環境について学ぶ勉強会を開催しています。

■あなたも参加してみませんか?[早朝清掃]
日時：毎月第1日曜日8：00～10：00
場所：吉崎海岸
持ち物・必要なもの：運動靴、帽子、飲み物
申込み：不要

問合せ：
楠地区まちづくり検討委員会【電話】398-3121
NPO法人四日市ウミガメ保存会　山田【電話】090-3951-5881

海岸清掃活動には長年にわたり多くのご支援をいただき、近年では清掃活動に150人から500人もの参加があり、多くのボランティアの協力により海岸の自然を維持することができています。
台風、強風が発生すれば海岸はすぐにごみや流木などの漂流物で埋まってしまうので、清掃活動を続けていくことが必要です。家族で楽しく参加していただくためにも、以前から行っている清掃後の勉強会(ウミガメ講座やマイクロプラスチック講座など)を充実させていきたいと思っています。
楠地区まちづくり検討委員会　会長　森正一(まさかず)さん

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【電話】354-8188【FAX】354-4412