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四日市港四日市地区(1)

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三重県四日市市

四日市庭浦(ばうら)から歴史と未来をつなぐ港へ
Yokkaichi Port

▽四日市庭浦(ばうら)とは?
文明5(1473)年の外宮(げくう)庁宣案に記載された港名。当時、既に「四」のつく日に定期市(四日市場)が開設されており、その外港として、物流・人流の要衝としてにぎわっていました。

四日市港は、令和4年の貿易額総額が全国の港の中で11位を誇る日本有数の国際貿易港です。令和4年の年間貨物取扱量は約5,500万トンで、化学薬品、自動車部品、揮発油などを輸出し、原油、LNG、石炭などを輸入しています。
世界中の国々を結び、私たちの暮らしに欠かせない物資を運ぶ役割を担う、四日市港の発展の原点である四日市地区の歴史を振り返り、身近な港の魅力をお伝えします。
※出展…令和4年 全国開港別貿易額表(神戸税関)
※地図は、本紙またはPDF版2~3ページをご覧ください。

近代四日市港の歴史は、明治時代に始まります。四日市港が開港場に指定された明治32(1899)年頃は、食料品、肥料の輸入が中心でしたが、その後、近代化の流れの中で、工業港として発展していきます。

■四日市港の沿革
明治3年
・四日市―東京間定期航路開設
17年
・稲葉三右衛門の旧港修築工事完成
32年
・開港場に指定(外国との貿易が始まる)
35年
・繰綿の輸入開始
昭和7年
・豪州定期航路が寄港、羊毛の輸入開始
27年
・特定重要港湾に指定
34年
・第一コンビナート(塩浜地区)本格稼働開始
・伊勢湾台風の被害を受ける
38年
・第二コンビナート(午起地区)本格稼働開始
41年
・四日市港管理組合設立
43年
・四日市港とシドニー港、姉妹港提携調印
44年
・豪州コンテナ航路第一船が入港
47年
・第三コンビナート(霞ヶ浦地区)本格稼動開始
・乗用車の本格輸出開始
平成8年
・旧港港湾施設(潮吹き防波堤ほか)が国の重要文化財に指定
・四日市港国際物流センター完成
・第11回「海の祭典」が四日市港を中心に開催
10年
・末広橋梁が国の重要文化財に指定
11年
・開港100周年、四日市港ポートビルオープン
14年
・四日市港管理組合が単独港湾管理者として日本で初めて、ISO14001の認証を取得
16年
・スーパー中枢港湾に指定
17年
・指定特定重要港湾に指定
23年
・特定重要港湾から国際拠点港湾に名称変更
令和元年
・開港120周年記念四日市港まつり開催
2年
・四日市みなとまちづくり協議会設立
3年
・四日市みなとまちづくりプラン[基本構想]策定
※細字は四日市地区以外

四日市港四日市地区は、いわゆる旧港を含むエリアで、四日市港発祥の地です。四日市港の歴史を感じられる風景を残しながら、国際貿易港として、第1・第2・第3の公共ふ頭を中心に四日市港の物流を支えています。現在、四日市地区では、とうもろこしをはじめとした穀物や、金属・非金属鉱物などを取り扱っています。

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