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四日市港四日市地区(2)

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三重県四日市市

■四日市港四日市地区をめぐる
四日市港始まりの地、旧港を含む四日市地区は、幕末から明治初期にかけて、伊勢湾最大の商業港としてもにぎわってきました。歴史ある港の風景と昔ながらの風情が楽しめる貴重な運河や国指定重要文化財「末広橋梁」、「潮吹き防波堤」などまちあるきを楽しめる港です。
参考:四日市旧港まちあるきMAP(四日市港まちあるき実行委員会)
※地図は、本紙またはPDF版4ページをご覧ください。
(車に気をつけてのんびりまわろう!)

●四日市地区見どころ
(他にも見どころたくさん!探してみてね!)

▽(1)稲葉翁記念公園
四日市湊を修築して、近代港湾への基礎を築いた稲葉三右衛門の偉業を記念して、旧港の岸壁近くに作られた公園です。潮吹き防波堤の仕組みを再現したレプリカ模型が展示されています。

▽(2)潮吹き防波堤
明治26年、服部長七によって築かれました。長七は、波の力を弱めるため、堤防の腹部に穴をあける工夫をし、発明した強固な人造石を活用した、堤防をつくりました。平成8年、国の重要文化財に指定されました。

▽(3)波止(なみどめ)改築記念碑・稲葉三右衛門君彰(くんしょう)功(こう)碑
波止改築記念碑は、防波堤改築を記念して明治27年に、稲葉三右衛門君彰功碑は、明治30年に建てられました。いずれも潮吹き防波堤とあわせて国の重要文化財に指定されています。

▽(4)プロムナード
高潮護岸の防壁前面平場を利用して、旧港から千歳橋までの遊歩道として、平成3年に整備されました。旧港を眺めながら散策できます。

▽(5)みなと公園
物流と人流を分離するために整備された公園です。オーストラリア製のレンガ舗装の園路や、噴水、ベンチ、トイレなどが設置され、四季を通じて港に親しむことができます。

▽(6)ボードウォークと壁画
約100mのボードウォークから、さまざまな船を眺めることができます。壁画は、地元高校生によるもので、平成8年に完成しました。

▽(7)臨港橋
千歳運河に架けられた可動橋(跳ね上げ橋)です。船舶が通るときは、遮断機で車の通行を止め、中央部の橋げたを約70度押し上げて開きます。初代は昭和7年に竣工しました。現在の橋は、平成3年に完成した3代目です。

▽(8)末広橋梁
千歳運河に架かる現役唯一の跳開式可動鉄道橋です。昭和6年に竣工しました。全長58mのうち、中央部16mの橋げたが80度ほど跳ね上がります。平成10年に国の重要文化財に指定されました。

▽(9)相生(あいおい)橋
夜になるとライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を醸し出し、地域の人々に親しまれています。初代は明治23年、当時の袋町、高砂町両町民の負担で架けられた木橋でした。現在の橋は3代目で、平成7年に完成しました。

▽(10)稲葉翁銅像
昭和2年、市制30周年記念事業として、近代港湾の基礎を築いた稲葉三右衛門の銅像がつくられましたが、戦時中の金属供出によって失われました。現在の像は、昭和30年に作られた2代目です。

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