-毎月22日は「人権を確かめ合う日」です-
■高齢者の地域での「居場所」について考える
皆さんは住み慣れた地域に「居場所」はありますか。
居場所とは、居所を指すだけでなく、人が世間や社会の中で落ち着ける場所、安心していられる場所の意味も含まれます。
本市でも年々高齢化が進み、現在では4人に1人が65歳以上、全世帯の15.2%が単身高齢者世帯となっています。高齢者人口、単身高齢者世帯ともに、今後も増加していくことが推測されています。
高齢者を社会的に孤立させないためには、住み慣れた地域での居場所として、身近な場所で継続的に参加できる「通いの場」を作ることが大切です。本市では通いの場として、介護予防を目的とした「いきいき百歳体操」や介護予防ボランティアが開催する「イキイキ教室」、茶話会(さわかい)や趣味活動なども実施する「ふれあいいきいきサロン」を、公会所や公園などの、市民に身近な場所で開催しています。
通いの場は、単に活動するだけにとどまらず、そこに通う高齢者同士が仲間となることで、お互いを支え合うコミュニティを作り出し、役割や生きがいを得ることも目的にしています。
高齢となっても仲間・役割・生きがいがあることで、気持ちが前向きになり、充実した生活を送ることができます。
中には参加するきっかけがない人や閉じこもりがちの人もいます。互いに積極的に声を掛け、住み慣れた地域の居場所の一つとして、通いの場を充実させていきましょう。
問い合わせ先:高齢福祉課
【電話】354-8170【FAX】354-8280
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