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自治体の皆さまへ

災害から命を守るために(1)

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三重県四日市市

梅雨の時期がやってきました。本市においても昭和49年7月には、梅雨の集中豪雨で、多くの中小河川が決壊・氾濫し、通称「49災(よんきゅうさい)」と呼ばれる大規模な水害が発生しました。それから50年。今年は、元日に能登半島地震、4月にも豊後水道で最大震度6弱の地震が起こり、災害への備えに意識を傾けている人も多いのではないでしょうか。今一度、一人ひとりが命を守るために知っておきたい備えと、地域の人と支え合う仕組みについてご紹介します。

■大雨・台風シーズン到来!できていますか? 浸水対策
●浸水被害を軽減するためにできること
〈日ごろから〉
▽側溝や排水溝の清掃
雨水がスムーズに流れなくなると、浸水が発生しやすくなります。普段から側溝や排水溝の掃除をして、水はけを良くしておきましょう。

▽生活用水の確保
浴槽の水は流さずためておきましょう。下水の逆流を防ぐことができ、生活用水としても利用できます。

〈大雨や台風が近づく前には〉
▽家のまわりを確認
物干しざおは寝かせ、風に飛ばされそうな植木鉢やごみ箱などは、屋内へ。

▽自家用車の移動
浸水が予想される場合は、車を早めに駐車可能な安全な場所へ移動しておきましょう。

〈水の吹き上がり防止対策〉
・下水が逆流し、トイレから水が吹き上がることがあります。水を入れたビニール袋などで重しをしましょう。
・床下浸水により、床下収納のふたが開いて水が入ってくる場合があります。重しをして浸水を防ぎましょう。(思わぬところからの浸水も…)

●避難のポイント
▽余裕を持って早めに
夜間の避難は、視界も悪く、雨風が強くなると音も聞こえづらいため、危険です。台風の接近や、大雨が降り続く予想の場合は、暗くなる前に、早めに避難しましょう。

▽避難所以外への分散避難も
避難所の収容人数には限りがあります。浸水の恐れのない地域の親戚・知人宅や民間の宿泊施設など避難先を相談しておきましょう。

〈逃げ遅れてしまったら…〉[命を守る行動]
浸水後でもとどまれる高くて丈夫な建物へ
水の中を歩くことは危険です。逃げ遅れてしまったら、その場その時の状況で最も安全と思われる場所で身を守りましょう。
避難先として、高い建物、高い場所、自宅の高いところ、近くの安全なところを探しましょう。

●避難情報

※対象河川や災害状況の進展により必ずしもこの順番で情報は出るとは限りません。状況に応じた柔軟な対応が重要です。

●防災情報を積極的に入手して備えを
▽四日市市Sアラート
アプリをダウンロード。各地区の緊急情報を音声・文字で受け取れます。

▽四日市市安全安心防災メール
【メール】t-yokkaichi@sg-p.jpに空メールを送信。気象・災害情報などを受け取れます。

▽四日市市防災情報ホームページ
【URL】https://bousai2.city.yokkaichi.mie.jp

市が発信する防災情報を確認できます。

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