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人権のひろば~人権・同和教育シリーズ~

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三重県四日市市

-毎月22日は「人権を確かめ合う日」です-

■「やさしい日本語」を使いましょう~多文化共生社会をめざして~
令和6年5月末現在、本市には、72カ国から来た12,298人の外国人市民が暮らしています。これは、市の総人口の約25人に1人が外国人市民ということになります。
外国人市民が増え、国籍と言語が多様化する中、地域社会での共通言語として、市では「やさしい日本語」の普及を進めています。
やさしい日本語とは、単語や文の構造を簡単にしたり、必要に応じて説明を加えたりすることにより、外国人にも理解しやすいように配慮した日本語のことです。簡単な日本語が分かる人であれば、国籍や母語を問わない有効なコミュニケーション手段となります。
例えば、「土足厳禁」→「くつをぬいでください」、「至急、避難してください」→「すぐににげてください」という表現です。
やさしい日本語には正解がないと言われています。それは、伝える相手の日本語能力や母語、文化的背景などによって、その人にとってのやさしい日本語が違ってくるからです。
一番大事なのは、相手のことを理解し、伝えたいという気持ちです。どうすれば相手と通じ合えるかを考えることで、やさしい日本語の「やさしい」が、「簡単な」という意味だけでなく、「親切、思いやり」という意味での「やさしい」にもなっていくのではないでしょうか。
相手の立場に立って寄り添う気持ちが言葉の壁を取り払い、そこからつながりの輪が広がります。
すべての人が互いに認め合い、尊重し合って、四日市市民として共に支え合って暮らせる多文化共生社会を目指しましょう。

問い合わせ先:多文化共生推進室
【電話】354-8114【FAX】354-8316

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