〔特集〕ふるさとキャリア教育～防災～

11／55

私たち小中学生は防災について学び、約100年周期で起きる南海トラフ巨大地震に備えて防災意識を高めました。

■地域の防災意識調査
9月25日(月)の5・6時間目に、地域の人たちに協力してもらい、小中合同で防災意識調査を行いました。
下の円グラフにあるように、主に輪内の7つの地区で335件のアンケートを取りました。
「尾鷲市が配布しているハザードマップを見たことがありますか」という質問では、70%以上の人が「見たことがある」と回答していました。しかし、全く見たことがないと回答した人も90人以上いたのでもっと多くの人に知ってもらう必要があると思いました。最後に小中学生に望むことを聞くと、「自分の命を大切にしてほしい」というありがたい回答もいただき、地域の人たちから大切にされていることを実感しました。
これから私たちも地域の人たちにできる限りの手助けをしたいと強く思いました。

■ストローハウスづくり
ストローハウスとは、ストローとクリップを使用し、耐震性のある家を作るものです。三角で組み立てると安定します。これを「トラス構造」といいます。「トラス構造」は家の壁の中や東京タワーなどにも使われています。
ストローハウスの作り方を学び、みんなで楽しく個性豊かなストローハウスを作ることができました!

■HUG(ハグ)(避難所運営ゲーム)
HUGとは、引いたカードを人に見立て、どの場所に避難させるかを運営するゲームです。
小学6年生以上は2回目のHUGで、みんながたくさん意見を出し合いました。各チーム120人ほどの人を避難させ、運営することができました。災害時に冷静な対応ができるような力を身につけることができました。