■1月17日は「防災とボランティアの日」
毎年1月17日は、「防災とボランティアの日」で、その日を含む15日から21日は「防災とボランティア週間」です。
これは1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に、さまざまなボランティア活動や住民の自発的な防災活動の重要性が広く認識されたことから、改めてそれらへの理解を深め、災害への備えの充実強化を図ることを目的として創設されました。
また、この震災以降、防災を考える上で「自助・共助・公助」という言葉が全国的に使われるようになり、なかでも「自助」・「共助」の重要性が見直されることとなりました。阪神・淡路大震災では、建物の下敷きになった人のおよそ8割が、近隣住民の手によって助け出されました。これは、大規模災害になるほど、救助機関などのマンパワーが圧倒的に足りなくなり、「公助」の手が届くのが遅れてしまうことを表しています。あらかじめ各家庭で家具固定や耐震補強ならびに食料・水などの備蓄を行っておく「自助」や、隣近所と助け合う「共助」がとても重要になってきます。
また、「公助」が来ないから「自助」・「共助」をするという消極的なものではなく、「自分の命は自分で守りたい」、「みんなの命はみんなで守りたい」という積極的な「自助」・「共助」であるべきです。
皆さんもこの「防災とボランティアの日」、「防災とボランティア週間」を機に、「自分ができることは何か」、「みんなで協力してできることは何か」について、考えてみてはいかがでしょうか。
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