■小学校入学に備えて
春は入学や進級の時期です。新しく園・小中学校に入園・入学する子どもたちは、わくわくドキドキといったポジティブな感情と同時に、少し不安もあるかもしれません。
また、初めて小学校へ入学することになる保護者の皆さんは、入学準備をしながら期待や夢が膨らむ一方、「学校で困らないかな。」「友だちと仲良くできるかな。」と心配なこともあるかと思いますが、「学校にはちゃんと助けてくれる人がいるよ。」「先生や学校のみんなは1年生が来るのを楽しみにしているよ。うれしいね。」といった声かけをすることで、お子さんも安心して新しい生活に飛び込むことができるはずです。
入学まであと1カ月となりました。各家庭では入学を楽しみに、4月から楽しい学校生活が送れるよう少しずつ準備をお願いします。
◇基本的生活習慣を身につける
(早寝、早起き、朝ごはん、歯磨き、洗面、排せつなど)
4月からの小学校生活は、子どもにとって初めてのことが多く、緊張の連続となり疲れやすくなるでしょう。生活リズムを作るのは大人の役割です。規則正しい生活リズムを身につけ、新しい生活に早く慣れるようにしたいですね。
また、朝ごはんは、学校で楽しく学び、生活するための午前中のエネルギーになります。必ず食べてから登校するようにしましょう。
◇自分のことは自分でする
身の回りの整理整頓、片付け、洋服や下着を一人で脱いだり、着たり、畳んだりする。自分で持ち物の準備をする。はじめのうちは、お子さんと一緒に確認してあげてください。
◇あいさつや返事ができる
「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」「おはようございます」「さようなら」などが言えるようにしましょう。
◇通学路を確認する
通学路は学校ごとに決まっています。入学前までに危険な場所はないか親子で歩き、交通ルールについても確認しておきましょう。
◇伝えたいことを自分で言える
環境が変わると、いろいろな場面で「わからない」「困ったな」ということが出てきます。そういった時に自分からSOSを出せることが大切です。保護者の役割は、日常生活の中で子どもの話す力が育つよう、できるだけ聞き手に回ることです。子どもにどんどん話をさせるように心がけましょう。
◇「春からはこんな楽しいことが始まるよ!」というワクワクのイメージを親子で共有して、新生活に飛び込もう!
周りの子とわが子を比べるのではなく、今までの姿と今の姿を比べ、少しでも伸びたところに光を当てて具体的に褒めることが大切です。子どもができるようになったことをその場で褒めることは必ず子どもの自信につながっていきます。過大評価をする必要はありませんが、些細なことでも周りに認められることが積み重なることで、自尊感情が育まれます。
お問い合わせ:教育総務課
【電話】23-8291
<この記事についてアンケートにご協力ください。>