■内水氾濫と洪水(外水氾濫)
降った雨を処理できず、建物や土地、道路が浸水することを内水氾濫といいます。洪水と比べて、浸水規模は小さいですが、周辺よりも低い平地などで発生しやすい特徴があります。
洪水(外水氾濫)は、河川の堤防から水が溢れる又は破堤して、建物や土地、道路が冠水することをいいます。洪水が発生すると広い範囲が浸水して、大規模な被害が発生する恐れがあるので、特に注意が必要です。
▽内水氾濫
大雨が降ると川の水位が上がり、排水されにくくなり、下水道などが溢れてしまいます。
▽洪水(外水氾濫)
崩れた場所は一気に拡がり、勢いよく水が流れ出し、家などに襲い掛かります。
■避難情報・とるべき行動 警戒レベル4までに必ず避難
■避難の種類
▽立ち退き避難(水平避難)
避難行動の基本は立ち退き避難
指定緊急避難場所、安全な親戚・知人宅
▽屋内安全確保(垂直避難)
上層階への移動や高層階にとどまることにより安全が確保できる場合
自宅で安全確保ができる場合
▽緊急安全確保
逃げ遅れた場合や立ち退き避難を安全にできない場合
自宅内もしくは近隣の建物へ緊急的な上階移動
■避難する時の注意点
▽危険な場所は避けて避難しましょう!
アンダーパス、崖地、堤防、橋などを通るのは危険です。近道であっても避けましょう。
▽マンホールに注意しましょう!
フタが外れる場合があります。杖や棒などで足元を確認しましょう。
▽歩ける深さに注意しましょう!
浸水時に歩ける深さは、ひざの高さ程度までです。水かさが腰まであると疲労しやすく、流速がある場合は20cm位の水かさでも危険です。高い場所で救援を待ちましょう。
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