English education of Watarai
「英語は中学校から」10数年前まで、度会町だけでなく、多くの地域でこのような教育が一般的でした。
しかし、英語教育は変化しています。
今回、度会町の英語教育現場をクローズアップしていきます。
■英語教育の変化
2010年度に、小学5・6年生の外国語の授業が必修化され、2020年度には、小学3・4年生においても、外国語活動としての英語授業が開始されています。
こういった背景には、グローバル化が進み、国際社会のさまざまな場面で外国語によるコミュニケーション能力が必要とされ、その向上が課題となったことが関係します。「国際共通語」とも言われる英語での「コミュニケーション能力」は、これまで以上に求められる時代となってきています。
■日本の英語力
日本の英語力は、決して高いとは言えません。世界的な語学学校運営企業のEFエデュケーション・ファーストが、英語を母国語としない国・地域についての2023年「英語能力指数」ランキングを発表しました。このデータによると、日本は、113ヵ国中87位と他の先進国に大きく後れをとる結果となりました。
○英語能力指数ランキング
1位 オランダ
2位 シンガポール
3位 オーストリア
10位 ドイツ
49位 韓国
82位 中国
87位 日本
この指数は、あくまで参考指数ですが、英語力の向上は、未来を生きる子どもたちにとって重要な課題です。
■度会町ALTから子どもたちへ
度会町では、保育所・小学校・中学校に各1人ずつALTの先生が配置されています。
英語を学んでいく中で大事なことをお聞きました。
○日常会話を英語に
日常生活に関わる言葉を、英語で話してみることで、身近に感じてほしいですね。
yummy(ヤミ―)(おいしい)や、sweet(スウィート)(甘い)など、簡単な言葉から英語を使ってみよう。
fromアメリカ
保育所担当:ティモシー
○間違えることが勉強
皆さんと同じで英語がnative language(ネイティブランゲージ)(母国語)でないので、私は間違えを繰り返して学んできました。
間違えてもOK!!それが勉強だと思います。失敗を恐れずに一緒に頑張ろう!!
fromブータン
度会小学校担当:カルマ
○英語を楽しんでほしい
日本語と英語は大きく異なるので、enjoy(エンジョイ)(楽しむ)しながら学ぶことが大切です。学校以外の場面でも英語を使えるといいですね。英語を話すことを怖がらないで。
Let’s speak English!!
fromアメリカ
度会中学校担当:メーガン
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