■ローカル・ブルー・オーシャン事業に採択されました
昨年度に引き続き、令和6年度も当町におけるごみの減量化・再資源化の取り組みが環境省の「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」に選ばれました。
広報紙による啓発や、座談会、イベントなどにより、ごみの分別やリサイクルを身近に感じてもらう機会が増えたことから、海洋汚染・ごみ問題を「他人事ではない」と思う人が増えてきたのではないでしょうか。
海洋ごみの8割は、内陸部から流出していると言われています。
私たちができることをしっかり意識して取り組むことで、海のない度会町から美しい伊勢湾を守っていきましょう。
■世界は脱プラスチックへ
世界中で年々増えている海洋ごみ。2050年にはプラスチックなどの海洋ごみの量が魚の量より多くなると危惧されています。
海を守るためにも、普段の生活の中でちょっとした工夫をお願いします。
1 削減
使い捨てを止めよう!詰め替え用や繰り返し使えるものを選び大切に使おう
2 削減
ストロー、スプーンなどはプラスチック以外の製品を選ぼう!また、不要の際は断ろう
3 資源化
分ければ資源!
正しく分別して資源を増やそう
■度会中学校全校生徒が宮川清掃を実施!
6月7日(金)、生徒会主催による「度会中学校宮川清掃」が宮リバー度会パーク前の河原で実施されました。
環境省が実施する「海ごみゼロウィーク」に併せたこともあり、生徒たちは、ごみを拾うことだけでなく海洋ごみについても意識しながら取り組みました。
一見ごみが少ないように見える宮川ですが、空き缶やペットボトル、バーベキューの網をはじめ、たばこの吸い殻やプラスチック、ガラスの破片など、最終的には2トントラック1台分のごみが拾い集められました。
※海ごみゼロウィークとは、海洋ごみ削減に向け「海ごみゼロ」を合言葉に行う全国一斉清掃活動です。
▽生徒の感想
・「このような活動ができて良かった。これからも宮川を守り、きれいなまちを作りたい」
・「自分たちの出来る範囲でごみを拾う。この小さな行動が海や魚、地球のためになることに気づいた。これからも続けていきたい」
・「小さい破片のごみがたくさん落ちていて、これが海の生き物に悪影響を与えていると怖いと思った。もっと海洋ごみの現状をみんなに知ってもらいたい」
今回の清掃を通じて、生徒たちは、身近な宮川を自分たちの手できれいにすることで、海洋ごみ削減はもとより、郷土愛を育み、地域を守り続けることについて改めて考える良い機会となりました。
町内の子どもたちが「自分たちにできることは何か」を考え実践しています。一人一人の小さな積み重ねが、大きな成果につながっていきますので、引き続き、ごみの減量・分別にご協力をお願いします。
再生可能な素材をきちんと分けて、再資源化に努めましょう。
度会町資源大切に
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問合先:役場建設水道課 環境水道係
【電話】62-2415
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