現在「少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置」にかかる3つの「基本的な方向性」の具体化に向けて検討を進めています。8月20日(火)に開催した「令和6年度第2回御浜町総合教育会議」において、「広報みはま7月号」でお知らせした「基本的な方向性(3)」の具体化案※が承認され、併せて「基本的な方向性(2)」の具体化案を、次のとおり保護者や町民のみなさまに提案することが承認されました。
※保護者・町民アンケート調査結果と承認を受けた「基本的な方向性(3)」の具体化案については、本紙右の二次元コードを読み取り、町HPの「少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置について」よりご覧ください。
【基本的な方向性(2)】
統合する場合、通学距離が長くなるので、通学用のスクールバスを運行する。また、スクールバスを運行する場合は、できるだけ保護者に経済的負担をかけないように配慮する。
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〔具体化案〕
1.新校舎への通学について
*小学生:徒歩通学を基本とし、通学距離がおおむね4km以上の児童はスクールバス通学の対象とする方向で検討
…今後も通学距離をより短縮できるよう検討
*中学生:自転車通学を基本とし、通学距離がおおむね6km以上程度の生徒はスクールバス通学を選択できる方向で検討
*スクールバスでの通学時間は60分以内とする方向で検討
…今後も通学時間をより短縮できるよう運行方法を検討
*乗降場所は児童生徒の安全が確保できる場所とする方向で検討
2.尾呂志学園への現在の校区外からの通学について
*小学生・中学生ともにスクールバス利用の対象とする方向で検討
3.スクールバス運行に係る費用について
*原則として保護者負担なしとする方向で検討
◎これらの具体化案に至る検討内容については、以下をご覧ください。
前回と同様に、上記、具体化案について町民のみなさまからのご意見を募集します。
つきましては、10月11日(金)までに本紙右の二次元コードを読み取り、オンラインで回答いただくようお願いいたします。
■「基本的な方向性(2)」の具体化案に至る検討内容
(1)バス利用の基準をどう設定するか(通学距離と通学時間)
(2)バスの乗降場所をどうするか
【前提条件】
・通学距離…小学校でおおむね4km以内、中学校ではおおむね6km以内が国基準
(義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律施行令より)
・通学時間…1時間以内を目安(スクールバスの利用等も含む)
(H27 文科省「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」より)
〔バス利用の基準(通学距離と通学時間)〕
※新校舎への通学は、小・中学生ともに【前提条件】をベースとするが、今後もより通学距離を短縮できるよう検討を続ける。
※校区の自由化にともない、尾呂志学園への現在の校区以外からの通学は、小学生・中学生ともスクールバス利用の対象とすることを基本とする。
※現在の西原・中立~阿田和小間のスクールバス路線も含めて検討する。
(以前の中立小学校統合の条件)
〔バスの乗降場所〕
※バスへの乗降は、児童・生徒の安全を優先した適切な場所(児童が安全に集合・乗降ができ、他の交通の妨げにならない場所など)とする。
・例えば、交通事情がよく広い駐車場などがある現小学校・中学校や公民館などを候補として検討する。
・交通安全上、道路沿いのバス停のような場所には設置しない方向で検討する。
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このような検討内容を踏まえ《具体化案1・2》へ
(3)保護者負担をどの程度とするか
※保護者アンケートの結果でも負担軽減の要望が多い。
※スクールバスの無償化により、交通安全面(交通事故等)や防犯面(不審者対応)での不安解消にもつながるなど、保護者が適正配置のメリットを実感することができる。
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このような検討内容を踏まえ《具体化案3》へ
問い合わせ:
総務課 総務係【電話】3-0505
教育委員会 学校教育係【電話】3-0526
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