最近『フレイル』という言葉をよく耳にされると思いますが、『フレイル』とは加齢に伴い心身の機能が低下しはじめ、健康な状態と日常生活でサポートが必要な状態の中間をいいます。
運動不足は筋力を低下させ『フレイル』を進行させる大きな要因となります。どんなに年を重ねても、自分の足で自由に行動できれば、心身の活力の維持につながります。丈夫な足腰を鍛えるために、だれでも気軽にはじめられるウォーキングがおすすめです。
■ウォーキング
正しいフォームを覚えておこう
・お腹を軽くひっこめる
・肩の力を抜いてリラックス
・かかとで着地する
・歩幅はいつもより広めに
・つま先で地面を押しきる
ポイント1:歩幅を広げて歩くと、歩くスピードがアップします。いきなりスピードを上げず、歩き始めてから3分くらいかけて徐々に歩幅を広げ、ペースアップします。
ポイント2:ウォーキングなどの有酸素運動に加えて、下半身の筋力を鍛えることが大切です。テレビやラジオを楽しみながら行える、「ながら運動」をこまめに実践しましょう。
■下半身の筋力を鍛える
(1)イスに座り、背中を伸ばす。
(2)膝を伸ばしながら、片足をゆっくり持ち上げ、ゆっくりおろす。
(3)左右それぞれ5回~10回行う。
(1)広めに足を開き、テーブルに両手をつく。
(2)ゆっくりとイスに座る姿勢で尻をおろす。
(3)膝に負担のかからないところでとめる。イスには座らない5回~10回行う。
申込み・問い合わせ:健康福祉課 地域包括支援係
【電話】3-0514
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