■10月29日、上御糸小学校をメイン会場とし、明和町総合防災訓練を開催しました。
訓練は、南海トラフ地震が発生し、町内で震度6強の揺れを観測、大津波警報が発表され避難指示が発令された想定で実施し、当日は、町内の各地区で約1500人がさまざまな訓練を行いました。メイン会場となった上御糸小学校には、地域の皆さんを含め約500人が集まり、「濃煙体験」、地震体験車による「地震の疑似体験」、AEDを使用した「応急手当訓練」や「炊き出し訓練」が行われました。参加者は、訓練を通して災害対策を再確認し、防災意識を高めていました。
同日、明和消防署南側の会場では、明和町建設業協会、三重県建設業協会松阪支部、明和消防署、紀勢国道事務所、明和町が道路啓開訓練を行いました。道路啓開とは、被災して通行できなくなった道路の復旧工事を行い、緊急車両などの通行ルートを確保することです。今年は、道路啓開作業に至るまでの道路状況の確認・情報交換作業に重点を置いた訓練や、身近にあるものを活用した訓練として、ペットボトルを使用した心肺蘇生訓練などが行われました。
■第49回 町民文化祭
11月3日、4日の両日、中央公民館とDreamオーシャン総合体育館で第49回町民文化祭が行われました。総合体育館では、絵画、写真、美術工芸、被服、書道、俳句、菊、盆栽や人権ポスターなどの町民の皆さんの作品展示が行われました。
中央公民館では、茶道や芸能大会、カラオケ大会が行われ、両日、大勢の人出で賑わい、盛り上がりを見せていました。
■明治安田生命保険相互会社より寄付金をいただきました
10月23日、町と包括連携協定を締結している明治安田生命保険相互会社より、同社が実施する「地元の元気プロジェクト」の一環として、より豊かな地域社会づくりを応援することを目的に、町へ寄付金をいただきました。
同社とは、令和5年2月に包括連携協定を締結し、その後福祉や観光など、よりさまざまな分野の取り組みにご尽力いただいています。
今回いただいた寄付金は、させていただきます。ありがとうございました。
■明星明新会(明和町老人クラブ連合会)、早川節子さん(下御糸老人クラブ)が受賞を報告
明和町老人クラブ連合会の明星明新会が、全国老人クラブ連合会の活動賞を受賞しました。また、下御糸老人クラブに所属する早川節子さんの日本画作品が、三重県老人クラブ連合会により毎年実施される「すこやかライフ三重文化作品展」で、今年度、最優秀賞を受賞しました。
全国老人クラブ連合会は、毎年、顕著な功績のあった団体を表彰しており、明星明新会が継続して取り組んでいる環境美化・地域コミュニティ活性化などの積極的な活動が認められ、活動賞を受賞しました。
早川節子さんの日本画作品には、天然の鉱物を砕いて作られる岩絵具が使用されており、重ね塗りされた自然の色彩が特徴です。
明星明新会の皆さん、早川節子さん、受賞おめでとうございます。
■祓川下流域のごみを回収・分別
10月15日に、特定非営利活動法人祓川環境美化推進協議会、根倉自治会、濱田自治会の共催の下、下御糸橋から祓川下流域にかけてペットボトルや空き缶、空きビンなどの回収・分別作業が行われました。
当町の美化活動に努めていただき、ありがとうございました。
生活環境課では、町内の清掃を行っていただけるボランティアの皆さまへ、ごみ袋の配布支援や分別の指導などを行っています。地域清掃活動などのご相談は、生活環境課環境係(【電話】52-7117)へお問い合わせください。
■全国大会出場者を激励
◇体操競技
8月5日に開催された「第53回東海ジュニア体操競技選手権大会」で、女子2部において13位に入賞された山路海結さん(上御糸小5年生)が、全国大会へ出場を決め、10月26日に役場を訪れ、町長から激励を受けました。
山路さんは「自分らしい演技ができるよう頑張ります」と意気込みを述べ、11月4日から5日にかけて開催された「2023第18回全国ブロック選抜U-12体操競技選手権大会」へ出場され、全国を舞台に堂々と奮闘しました。
◇グランドソフトボール
10月28日から29日にかけて開催された全国大会(「特別全国障害者スポーツ大会燃ゆる感動かごしま大会」に出場を決めたグランドソフトボール三重県選手団コーチャーの下村真也さんと、マネージャーの辻せつ子さんが、10月10日に役場を訪れ、町長より激励を受けました。
グランドソフトボールは、視覚障がいのある選手が出場でき、ルールは一般のソフトボールを基本としますが、ハンドボールほどの大きさの球を使用し、手をたたく音やボールが転がる音を頼りに行う競技です。
グランドソフトボール三重県選手団の出場結果は、全国3位という素晴らしい成績を収めました。
■スポーツ交流会を開催
10月22日、Dreamオーシャン総合体育館でスポーツ交流会が開催されました。
競技を通して健康や体力の増進、世代間交流を深める目的で、明和町体育協会主催で初めて行われ、明和町老人クラブ連合会会員や小・中学生など265人が参加しました。参加者は、重機の車輪を模したマットで進む競技や玉入れ、綱引き、バケツリレーなど、さまざまな競技を楽しみ汗を流しました。
交流会では、参加者全員で踊る「明和音頭」も行われ、参加者は世代を超えて交流を深めていました。
■史跡斎宮跡の発掘調査現地説明会を開催
10月21日に、斎宮歴史博物館が竹川地内で進めている史跡斎宮跡の発掘調査の現地説明会が開催され、住民の方をはじめ約550人が見学に訪れました。
発掘調査の結果、奈良時代の斎王の宮殿の中心となる正殿にあたる建物跡が確認されました。発見された建物跡は「双堂(ならびどう)」と呼ばれる特殊な構造で、斎宮跡のこれまでの発掘調査の中でも最大規模です。当日は、明和町商工会、斎宮跡保存協会、明和観光商社による「歴史体感イベント」として、古代装束体験や墨書土器体験も行われ、訪れた人を楽しませていました。
■第2回あかなご野球フェスタ開催
10月21日、明和町総合グラウンドで、障がい者スポーツを広く知ってもらう目的で、2回目の開催となる「あかなご野球フェスタ」が行われ、障がい者野球の強豪チーム名古屋ビクトリーと明和中学校野球部の交流試合が行われました。
障がい者野球では、バントや盗塁の禁止、走塁が困難な場合に代わりの走者を指名できるなどのルールが設けられています。試合は、ヒットや得点のたびに盛り上がり、終盤まで白熱した試合が繰り広げられました。
また、会場近くでは小物やアクセサリーなどの雑貨やキッチンカーが出店し、地域の人や選手たちが列を作り、昼食や買い物などを楽しみながら交流を深めていました。
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