■4月19日、町は株式会社スズケン伊勢支店(渡邊義仁(わたなべよしひと)支店長)と「高齢者等の見守りと支援に関する協定」を結びました。この協定は、双方が連携し、高齢者等が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくりを目的に、見守りとその支援について連携・協力するものです。
同社は医薬品流通大手で、町内の医療機関や薬局に医薬品の配送業務を行っています。その業務形態を活かして、社員が認知症サポーター養成講座の受講や、行方不明者の早期発見につながる「おかえりSOSネットワーク」のメール配信にも登録を行い、地域での高齢者等の見守りを支援していく活動に力を入れています。
町が同協定を締結したのは同社で7社目となります。今後も高齢者等が安心して暮らしていけるまちづくりを目指します。
■上御糸小の児童が田植えを経験
4月26日、上御糸小学校の児童が稲作体験学習に取り組みました。
この活動は、昔ながらの稲作体験を通して、子どもたちに米作りの大切さについて学んでもらい、農業や身近な自然環境に関心を持ってもらおうと、農村環境の保全や資源向上活動を行う「むらおこし・かみみいと」によって行われました。
子どもたちは、田んぼに素足を入れた感触に驚いたりするなど、終始笑顔で稲作体験を楽しみ、地域の人との交流を深めていました。
また、明星小学校の児童も今後、田植えを経験する予定となっています。
■新入団員に辞令交付式今年度27人が明和消防団に入団
明和町消防団に今年度入団した消防団員27人の辞令交付式が4月21日、明和町役場で行われました。
西村弘団長が新入団員一人ひとりに辞令書を手渡しました。続いて、下村町長があいさつに立ち、安心安全なまちづくりに向けて消防団への協力を求めました。
辞令交付式の後には、安全管理に関する講義が行われ、明和消防署の池田修也(のぶや)署長から、出動の際の注意点や訓練に臨む姿勢のほか、火災現場での行動について学びました。
■伊勢麻振興プロジェクトで種まき神事
さいくう平安の杜に隣接した斎宮寮栽培地で4月20日、明和町など8団体による産学官連携の「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」として麻の種まき神事が行われました。
神事は、麻との関わりが深い竹神社が執り行い、麻の生産を担う株式会社伊勢麻の共同代表、谷川原健さんと松本信吾さんが鍬を使って土を耕したり麻の種を畑にまく作業も行いました。種まきは昔ながらの木製の種まき機を使って丁寧にまいていきました。
明和町など8団体は伊勢麻を生産し、麻に関する歴史文化の継承と麻生産の確立のため、産学官連携伊勢麻振興プロジェクトの一環として天津菅麻プロジェクトを推進しています。
麻の収穫は7月の予定です。高さ約3メートルに成長すると、神事などで使用する繊維として活用することができます。
■県選抜チームに明和中3年の松本さん、三浦さんが出場ソフトボール全国3位入賞を報告
明和中学3年生の松本彩葉(いろは)さんと三浦希穂(きほ)さんは、一般社団法人三重県ソフトボール協会の推薦で三重県選抜チームの一員として選ばれ、「JOCジュニアオリンピックカップ 第20回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会」に出場しました。
三重県選抜チームは準決勝まで進み見事3位となりました。2人は4月15日に明和町役場を訪れて下村町長に大会の様子を報告しました。
大会には都道府県代表47チームと開催地代表チームの合計48チームが参加。3月28~30日にかけて岐阜県で開催されました。
松本さん(背番号15)はライト、三浦さん(背番号16)はショート。2人は明和中学校ソフトボール部に所属しており、今回の経験を活かし夏の東海大会出場を目指して練習に励んでいます。
■小学生ソフトボール大会「消防団杯」開催明星スポーツ少年団が優勝
小学生を対象にしたソフトボール大会「第23回消防団杯」が4月7日に斎宮小学校グラウンドで開催され、明和町内の4チームが熱戦を繰り広げました。
参加したのは「若竹スポーツ少年団」「明和雅女子ソフトボール」「明星スポーツ少年団」「下御糸スポーツ少年団」の4チーム。トーナメント方式で試合が行われました。
この大会は明和町消防団が消防活動の啓発を目的に主催しており、試合の前には西村弘団長があいさつしました。
決勝戦は、明和雅女子と明星が対戦。明星が明和雅女子を7対0で突き放し、今年の消防団杯を制しました。
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