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自治体の皆さまへ

特集 家の地震対策はしていますか?(1)

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三重県東員町

日本では数多くの地震が発生し、多くの負傷者がでています。その原因の1つに、地震による家屋の倒壊や家具の転倒があります。それらは、最悪の場合窒息や圧迫で亡くなってしまう可能性もあります。皆さんは自宅の地震対策をしていますか?

■いつ起きてもおかしくない南海トラフ地震
南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域とし、おおむね100年~150年間隔で繰り返し発生している大規模地震です。前回の南海トラフ地震が発生してから70年以上が経過し、次の南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくないといわれています。
三重県防災対策部によると、理論上最大クラスの南海トラフ地震が起きた場合、三重県内で家屋の全壊・焼失棟数は約248,000棟と予想されています。1月に起きた能登半島地震では、石川県で8,071棟の家屋が倒壊しました。この数値を比べるだけでも、南海トラフ地震の規模の大きさが想像できます。

能登半島地震と南海トラフ地震の比較


出典:内閣府HP令和6年能登半島地震に係る被害状況等について(令和6年6月4日14:00現在)、三重県HP地震被害想定調査結果の概要

■あなたの家は地震の揺れに耐えられますか?
●昭和56年以前に建てられた住宅は地震に弱い可能性があります
宮城県沖地震(昭和53年)をきっかけに昭和56年に耐震基準が大きく見直されました。昭和56年5月以前に建てられた住宅は、それ以降に建てられたものに比べて地震に弱いとされています。
町では、これらの木造住宅を対象に、無料で耐震診断を受けることができます。実際に地震がおきたときに耐えられるかどうかを、専門家に診てもらいましょう。

Check 木造住宅の無料耐震診断
対象:昭和56年5月31日以前に着工の木造住宅で階数が3階以下の木造住宅など
※無料診断の受付件数には限りがあります。
令和6年度分はすでに上限に達していますが、再募集を行う場合は、改めて広報とういんなどでお知らせします。
詳しくは建設課(【電話】86-2809)までお問い合わせください。

●私の家はそこまで古くないと思っていませんか?
昭和56年6月以降に着工した住宅でも、シロアリに食い荒らされたり家鳴りがする、床がきしむ・沈む場合は注意が必要です。昭和56年6月以降に建てられた住宅も、建築から40年以上が経過しています。耐震基準を満たしていても、劣化している可能性があります。
「絶対に倒れない家」は存在しないので、心当たりのある人は事前に確認しておきましょう。

Point! 地震のときに倒れるのは家だけじゃない屋外でも注意しましょう
強い揺れに襲われると、住宅地の路上は落下物や倒壊物であふれます。避難するときには、特に気を付けましょう。日ごろから自宅やその周辺に危険な箇所がないか確認をしておくと安心です。

○ブロック塀や石塀
住宅地の路地にあるブロック塀や石塀は、強い揺れで倒れる可能性があります。

○エアコンの室外機やガーデニング用のプランター
2階建て以上の住宅のベランダに置かれているエアコンの室外機やガーデニング用のプランターは、
※イメージ落下の可能性があります。

周囲に危険なところはありませんか?

問合せ:総務課防災対策室
【電話】86-2824

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