平成28年にマイナンバーカードの交付が始まり今年で9年目を迎えます。東員町のマイナンバーカード交付率は約83%(7月31日時点)で、多くの人がマイナンバーカードを持っています。しかし「持ってはいるけど、使ったことはない」という人も多いと思います。実はマイナンバーカードを活用すると、便利なことがたくさんあります。今回はそんなマイナンバーカードについて紹介します。
■マイナンバーカードはデジタル社会に必要なツール
マイナンバーカードは、住民からの申請によって無料で交付される、氏名・住所・生年月日・性別などが記載された顔写真付きのプラスチック製のカードです。マイナンバーカードは、本人確認のための身分証明書だけではなく、カードの電子証明書を使ってコンビニでの各種証明書の取得や各種オンライン申請など、利用できる機会が増えています。
今後、行政手続きなどが電子化されていく中、マイナンバーカードの利用度はますます高まっていくことが予想されます。
■すごく便利!コンビニ交付が増えています
役場窓口の時間外や休日でも、住民票や印鑑登録証明書などがコンビニに設置されているマルチコピー機で、簡単な操作で取得できます。コンビニ交付を利用する人は年々増えています。
■どんどん便利になっている!マイナンバーカードでできること
●コンビニで住民票や各種証明書を取得できます。
役場に行かず、コンビニで住民票や印鑑登録証明書、各種証明書などを取得することができます。
毎日6:30~23:00(年末年始、システム改修日を除く)
●本人確認のときの身分証明書として利用できます。
カード自体を本人確認書類として利用できるため、銀行口座や証券口座の開設、パスポートの新規発給、行政手続きなど、さまざまな場面で利用できます。
●役場に行かず転出届の提出など引越しの手続きができます。
いつでも簡単にマイナポータル※からオンラインで転出届を提出することができます。
また、引越し先への転入届提出のための来庁予定をマイナポータルから行うことで、引越しシーズンでも、スムーズに手続きができます。
※マイナポータルとは、政府が運営する行政手続きの オンライン窓口です。
●所得税の確定申告が自動入力で簡単にできます。
マイナポータルと連携することで、給与や年金の源泉徴収票・医療費・各種保険料・ふるさと納税などの控除証明書などのデータが確定申告書の該当項目に自動入力され※、簡単に確定申告ができます。
※発行主体の対応状況によっては、データを取得できないことがあります。
●健康保険証としても利用でき、過去の診療や処方箋の情報も確認できます。
自分の特定健診情報など、診療・薬剤情報、医療費通知情報をマイナポータルから確認できます。
※保険の種類によっては、対応していない場合があります。
12月2日以降は、従来の保険証の新規発行が終了し「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行していきます。マイナンバーカードを持っていない人やマイナンバーカードの健康保険証利用登録がまだの人は、この機会にご検討ください。
○より良い医療を受けることができます!
医療機関を受診したときに、薬の情報や健診結果の提供に同意すると、医師などから自身の情報に基づいた総合的な診断や重複する投薬を回避した適切な処方を受けることができます。
○マイナポータルで確定申告の医療費控除が簡単に!
マイナポータルから保険医療を受けた記録が参照できるため、領収証を保管・提出する必要がなく、簡単に医療費控除申請の手続きができます。
○就職・転職・引越し後も健康保険証として使えます!
新しい健康保険証などの発行を待たずに、医療機関・薬局で利用できます。
問合せ:町民課
【電話】86-2806
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