■認知症キッズサポーター養成講座
松阪市では、子どもたちにも高齢者や認知症の方やその家族を温かく見守る応援者になってもらおうと「認知症キッズサポーター養成講座」を小中学校等で開催しています。
今回は幸小学校の5年生が受講した講座で、松阪市第一地域包括支援センターさん、民生委員・児童委員さん、主任児童委員さんにお話を伺いました。
◆認知症キッズサポーター養成講座の内容は?
子どもたちに正しく認知症を理解してもらうために、絵本の読み聞かせや寸劇を交えたクイズを取り入れています。おじいちゃんおばあちゃんが身近にいないご家庭もあると思うので、講座をきっかけに認知症について知ってもらい、近所の高齢者との関わり方につながればうれしいです。
◆小学生に認知症を学んでもらう大切さは?
地域で認知症の方を見守るためには、多くの方に認知症について知ってもらい支え合うことが必要です。子どもたちを通じて親世代の方にも認知症を知っていただく大事なきっかけになっています。
幸小学校では地域の方の協力で今年で13年目となりました。いつか地域全体が認知症サポーターでいっぱいになるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。
◆子どもたちの感想より
・自分が認知症になった時、みんなが親切だとすごく嬉しいからみんなが助けあった方がいいと思いました。
・分からないことや忘れてしまったことをイライラせずに教えてあげて心の支えになりたいです。
・認知症の人は怒っても嫌な気持ちにならないと思っていたけど、心が悲しくなってしまうことが分かった。
・認知症の人だけでなく、どんな人に対しても困っていたら助けたいと思いました。
問合せ:高齢者支援課
【電話】53-4099
【FAX】26-4035
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