高齢化と人手不足が深刻な農業業界。農業DXは、その一つの解決策として注目されています。
今月は市内の取り組みをご紹介します。
■農業DXとは
ロボットやAI、IoTなどのデジタルツールを活用して、生産性向上や省力化、効率化を生産現場から流通、小売り、行政を含めて図っていくのが農業DXです。これまでの農業は、プロによる「長年の経験」と「勘」をもとに行われることが多く、一般の人は「農業を初心者が始めることは難しい」と感じることも。また、流通経路などはすでに固定化されており、「何かを変える」ことが困難でした。しかし、日本の自給率上昇、食物の安定供給のため、ひいては私たちの未来にとって、農業DXは欠かせない存在と言えます。
■スマート農業との違い
スマート農業は、農業の生産現場でテクノロジーを活用して農作業そのものを省力化し、品質の安定化をめざすもの。つまり、農業DXはスマート農業を含む概念です。日本では2012年から使われ始めた言葉で、今やさまざまなデジタルツールが登場しています。
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