今月のテーマ:桑名市緊急防災ラジオ
正月に発生した能登半島地震では、停電や回線伝送路の損傷などのため、テレビや電話だけでなくインターネットもつながりにくい状況となり、情報取得が困難となりました。
今回は、災害時に停電した場合やインターネットが使用できなくなった場合にも情報を得ることができる「緊急防災ラジオ」をご紹介します。
市が貸与している緊急防災ラジオは、緊急地震速報や避難情報などの緊急情報を受信すると自動的に電源が入り、大音量で放送が流れます。聞き逃した場合などのために、録音再生機能も備えているほか、乾電池で使用できるため、停電時でも使用でき、避難する際などに持ち出すことも可能です。
市が発信する緊急情報は、(株)シー・ティー・ワイが運営するコミュニティFM「CTYーFM」を利用して放送されますが、緊急防災ラジオは他のAM・FM放送も聴くことができ、さまざまな情報を取得できます。
自己負担金2000円(生活保護受給世帯および非課税世帯は、申請により無料)は必要ですが、ご希望の世帯に貸与していますので、ぜひご利用ください。
※市販のラジオでも、シー・ティー・ワイエフエム(周波数76.8MHz)に合わせていただくと、災害時に発信される市からの緊急情報などを聞くことができます。
※緊急防災ラジオは、緊急情報を受信するため常に待機状態にあることから、乾電池のみの使用では2~3日間で電池が消耗します。通常時は、乾電池のみの使用はお控えください。
※緊急防災ラジオの電波の受信状況が悪いと感じる人はご相談ください。
■市政情報番組「ラジオはまぐり」
緊急防災ラジオの動作確認を兼ねて、防災情報やイベント情報をお届けする「ラジオはまぐり」を放送しています。
緊急防災ラジオをお持ちの人は、放送が開始されると自動で電源が入り、通常音量で放送が流れます。番組の冒頭2分間は、自動で録音されます。
※自動で放送が流れない場合はご連絡ください。
放送日時…毎週木曜日12時54分~59分の5分間
問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-1185【FAX】24-2945
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