石取祭は江戸時代初期に始まり、桑名南部を流れる町屋川の清らかな石を採って祭地を浄きよめるため春日神社に石を奉納する祭りで、毎年8月第1土曜日、日曜日に執り行われています。今年も40台の豪華絢爛(けんらん)な祭車が並び、鉦かねや太鼓を打ち鳴らしながら、町を練り歩きます。
「日本一やかましい祭り」とも言われ、平成28年11月にはユネスコ無形文化遺産代表一覧に記載された桑名が誇る天下の奇祭です。
6/2(日)御籤(みくじ)占式
本楽での祭車の順番を決めるための行事。春日神社拝殿で各町の祭事長がくじを引きます。
7/14(日)川原祓(かわらばらい)式
町屋川の川原で、栗石(くりいし)を拾うための行事。祭典後に参加者が献石俵(けんせきだわら)に石を入れ、奉納します。
7/15(祝)石取祭ばやし優勝大会
別名石取コンクール。石取祭の保護・後継者の育成のため、鉦や太鼓のお囃子(はやし)を競います。
8/2(金)おかっつぁん
試楽(しんがく)前日の夕方、祭りの安全を祈念して、うたいながら春日神社や氏神様などに参拝します。
8/3(土)試楽(しんがく)
午前0時、各町の鉦と太鼓が一斉に鳴らされる「叩き出し」が始まり、各祭車が町内を練り歩きます。
8/4(日)本楽(ほんがく)
午前2時の叩き出しからスタートし、午後1時から祭車整列、午後6時30分から春日神社で「渡祭(とさい)」が始まります。
※詳細は本紙PDF版11ページをご覧ください。
問合せ:観光課
(【電話】24-1231【FAX】24-1140)
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