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【特集】能登半島地震の被害から考える『防災意識を高めよう』(3)

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三重県桑名市

■備え1「耐震性を確保しよう」
能登半島地震や阪神・淡路大震災における犠牲者の死因で最も多いのは倒壊した建物などの下敷きになったことによるものでした。特に昭和56年以前の旧耐震基準で建築された建物については、まずは耐震性をチェックし、必要であれば補強などの対策を講じましょう。また、地震火災の防止には感震ブレーカーが有効です。市でも補助を実施していますのでご活用ください。詳細は市ホームページをご覧ください。

■備え2「家庭での備蓄を考えよう」
▽食料・飲料水
火を使わなくても食べられるものを用意しましょう。飲料水は1人1日3リットルが目安。ローリングストック(普段の食品を少し多めに買い置きしておき、使った分だけ新しく買い足していく方法)が効果的です。

▽生活用品
災害時には断水や下水配管の損傷により、トイレが使えなくなることがあります。もしもの時に備えて、携帯トイレ、簡易トイレといった災害用トイレを備蓄しましょう。衛生用品(マスク、ティッシュ、生理用品)なども忘れずに。

■備え3「防災訓練に参加しよう」
市では、防災意識の向上と住民相互の防災体制への連携、強化を目的として、各地域で最低でも3年に1回、自主防災訓練を実施していただいています。
防災訓練の内容は地域によって異なりますが、市では、以前から避難所運営に関する内容をとり入れていただくようお勧めしています。
能登半島地震に支援に入った職員からも、地域の人たちによる避難所の自主運営の大切さが報告されています。
今後も、地域で取り組んでいただく防災訓練では、実災害を想定した避難所の運営訓練に力を入れて取り組んでいくこととしており、令和5年春に公表した「災害時広域避難計画」を基にした、浸水想定区域にお住まいの人が浸水想定区域外の避難所に避難することを想定した広域避難訓練とともに避難所運営訓練の実施をお勧めしていきます。
避難所における避難生活の実態を理解するためにも、また、できるだけ快適な避難生活を送るためにも、地域で実施される防災訓練には、ぜひ参加してください。

問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492【FAX】24-1119)

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