少子化が加速する中で、津市は、こども・子育て政策の充実を図るため、今年3月に、10億円のこども基金を創設しました。その基金を財源として、子どもや妊産婦がさらに安心して必要な医療が受けられるよう、9月から3つのこども・子育て施策を拡充・新設しました。今後さらに、新たな子育て支援等を展開していきます。
■拡充・新設した3つの津市独自施策
●9月から拡充!
01 こどもの医療費助成
・所得制限を撤廃
・小中学生も窓口無料
対象:0歳~中学生
02 妊産婦医療費助成(県内で津市だけ!)
・所得制限を撤廃
・窓口無料
・自己負担額の全額助成
対象:妊娠5カ月以上、出産翌月までの妊産婦
助成内容:医療機関で支払った医療費(保険診療分)の自己負担額について窓口無料
受診方法:マイナ保険証または保険証と一緒に、受給資格証を医療機関の窓口に提示
○受給資格証はお持ちですか?
受給資格証をお持ちでない人は、保険医療助成課または各総合支所市民福祉課(市民課)で交付申請手続きをしてください。
●9月から新設!
03 妊婦歯科健康診査
・妊娠中に1回無料
妊婦の歯と口腔の健康を保ち、生まれてくる子どもの健康を守ります。
対象:令和6年9月以降、津市に住民登録がある妊婦
助成内容:妊娠中に1回、歯科健康診査が無料
受診方法:協力歯科医療機関に予約し、母子健康手帳と津市妊婦歯科健康診査受診票を持参
■10月から拡充された国の施策
全国一律の児童手当制度 所得制限撤廃・対象拡大
・所得制限を撤廃
・支給対象を高校生年代まで拡大
・第3子以降の支給額を月3万円に増額
・支給月を隔月(偶数月)の年6回へ増加
・多子加算の対象を拡大
申請期限:来年3月末
※申請が必要な人に、8月中に案内通知を送付しました。
■津市こども計画の策定と津市のこども・子育て政策
●こどもまんなか社会の実現
令和5年12月、国はこども基本法に基づき、こども政策を総合的に推進するため、こども施策の基本的な方針等を、こども大綱に定めました。このこども大綱では「こどもまんなか社会」の実現を目指しています。
○こどもまんなか社会とは?
全ての子どもや若者が心も体も幸せに生きられる社会
・夢や希望をかなえるために伸び伸びチャレンジできる
・自由で多様な選択ができ、自分の可能性を広げることができる
・安心して子どもを生み育て、子どもと生活できる
・社会全体から支えられ、幸せな状態で子育ての喜びを実感できる
●津市こども計画とは
津市は、こども基本法やこども大綱を踏まえ、子どもや若者、子育て世代などのご意見や思いを原点として、さまざまなニーズ・課題をお聞きし、子どもと子育てを応援するプランとなるよう、令和7年度から5年を期間とする津市こども計画の策定作業を進めています。
アンケート調査や対面での懇談などでお聞きした約8,000人からのご意見等を踏まえ、11月に津市こども計画の素案を発表する予定です。
○アンケート調査等を通じていただいたご意見等
・放課後児童クラブに希望者全員が入れるようにならないかな。
・子育てに経済的な支援をして欲しい。
・子どもが伸び伸びと遊べる大きな公園があったらいいな。
・病児保育を充実して欲しい。
・自宅で家事を手伝ってくれる支援があったらいいのに。
問い合わせ:こども政策課
【電話】229-3390【FAX】229-3451
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