■秋季全国火災予防運動
11月9日から15日まで、秋の全国火災予防運動が実施されます。
令和4年中の全国火災件数(概数)は3万6375件、三重県では617件となっており、日本全国で火災は1日に約100件発生しています。
また、同年中の火災による総死者数は1446人、負傷者数は5719人となっています。
これからの季節は、暖房器具などの火気を使用する機会が増え、火災発生の危険性が高まりますので、暖房器具などの点検を十分に行ってください。
また、暖房器具のそばに消毒用アルコールなどを置かないよう取り扱いにも十分注意してください。
■住宅防火いのちを守る10のポイント
▽4つの習慣
・寝たばこは絶対しない、させない
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・こんろを使うときは火のそばを離れない
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
▽6つの対策
・ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する
・住宅用火災警報器を設置し、定期的に点検・交換する
・部屋を整理整頓し、衣類やカーテンなどは防炎品を使用する
・消火器を設置し、使い方を確認しておく
・避難経路を確保し、避難方法を確認しておく
・地域の防災訓練などへ参加する
問合せ:消防本部予防課
【電話】89-0994
■熊野市防火協会からのお知らせ
▽「あの時、住宅用火災警報器を設置していれば…」と手遅れになる前に
例年、住宅火災による死者発生状況をみると「逃げ遅れ」によるものが大半を占めています。
その最大の原因は、火災発見の遅れによるもので、火災発生に気付きにくい就寝時間に集中しています。
そのため、火災発生をいち早く大きな警報音で知らせる感知の早い煙式の住宅用火災警報器の設置を行ってください。
住宅火災による死傷者の46%は逃げ遅れ
▽住宅用火災警報器(住警器)の点検・交換を
Q お手入れ・点検の方法は?
A 汚れが目立ってきたら、中性洗剤を浸して十分絞った布で外の汚れをふき取ってください。
住警器にある「ボタンを押す」または「引きひもをひく」ことで、警報音が鳴るかどうか確認し、実際の警報音がどんなものかを家族で確認しましょう。点検は最低限1年に1回は行いましょう。
Q 交換の目安は?
A 設置が義務化されてから10年以上が経過しました。住警器は古くなると部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため10年を目安に交換しましょう。
住警器はホームセンターや家電取扱店、防災設備の取扱店などで購入できます。
▽防火ポスター最優秀作品
防火協会では、子どもの防火意識向上を目的に、毎年、市内の小中学生にポスターの作成をお願いし、審査しています。
※詳しくは本紙9ページをご覧ください。
■紀南危険物安全協会からのお知らせ
▽ガソリンを携行缶で購入される皆さんへ
ガソリンスタンドなどの販売店は、ガソリンの適正な使用を徹底するため、ガソリンを携行缶で購入する人に対して、
(1)本人確認(運転免許証の提示など)
(2)使用目的の確認・販売記録の作成
を行うことが消防法で義務付けられています。
▽ガソリンを取り扱うときの注意事項
(1)ガソリンを灯油用や軽油用のポリエチレン容器に入れることはできません。
(2)ガソリン携行缶に貼られている注意事項に留意して取り扱ってください。
(3)セルフスタンドにおいてもガソリン携行缶への詰め替えは、ガソリンスタンドの従業員が行う必要があります。
▽令和5年度 危険物安全週間推進標語
「意志つなぐ 連携プレーで 事故防ぐ」
紀南危険物安全協会
問合せ:
熊野市防火協会事務局(消防本部消防救急課消防係内)【電話】89-0995
紀南危険物安全協会事務局(消防本部予防課危険物係内)【電話】89-0994
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